某メンタリストの生活保護受給者やホームレスの命を軽視する発言を聞いて、とても悲しくなりました。
すべての人類は平等で、そもそも人に優劣をつけることは絶対にしてはいけないことです。
さらに自分が勝手に「劣」だと決めつけた人間の命は軽いとは・・・
なんて恐ろしい発想をするのかと震えてしまいました。
そして人間に対して「価値がある」「価値がない」と決めつけること自体も大間違いです。
後に彼はYouTubeで謝罪をしていましたが、あくまでも「深い事情を知らないで、価値がないなんて決めつけて申し訳なかった」と言うだけでした。
深い事情を知る、知らないの次元ではありません。
そもそも人に対して価値がある、ないと決めつけること自体が間違っていることに気がついていないのです。
さらに彼は「何かから抜け出すために努力をしている人は評価されるべきだと言っているにもかかわらず、その可能性すら否定するような発言を反省する」とも言っていましたが、
努力している人は価値があって、努力していない人は価値がないと言っているようにも聞こえました。
これもまた優劣をつけて選別しているように私には聞こえてしまいました。
彼の口から「人類全てが平等で、自分が人に優劣をつけていたこと自体が間違いでした」と言う言葉が出なかったのが非常に残念でなりませんでした。
彼はまだまだわかっていないので、謝罪を聞いて悲しくなりました。
彼のような人間が、人に優劣をつけて選別することをどうすればやめるのかを考えてみました。
少なくとも彼は人間の価値を収入、社会的ステータス、納税額で決めているのだと思いました。
なので、彼が出している本を買わない、彼が出ているテレビ番組を見ないということを徹底することにしました。
彼の収入が減ることで、自分が人よりも優れていると思い上がるのを阻止できるかもしれないからです。
いつか、彼が選民思想がどれほど恐ろしくて、愚かであることに気づく日が来ることを願ってやみません。