人と比較するのをやめれば楽に生きられます。
人のコンプレックスで多いのは
自分はブサイクだ
自分はバカだ
自分はデブだ
自分は貧乏だ
自分はノロマだ
・・・etc
このようなコンプレックスは他人を基準にしているから発生します。
逆に相手のことを
ブサイク、バカ、デブ、貧乏、ノロマだと見下すのは、自分を基準にして、優越感に浸っているからです。
他人を見下している人は言葉の端々や態度から、見下しているのが周りから垣間見えるので嫌われ敬遠されます。
会社員時代の私を例に挙げると
最大のコンプレックスは「自分はバカだ」でした。
大企業に入社するまでは自分は普通だと思っていたので、悩み苦しむことはありませんでした。
しかし優秀な同期と比較し、自分は物覚えが悪いことがわかり、何とか彼らに追いつこうと土日を犠牲にして勉強をしましたが彼らの足元にも及びませんでした。
そしてバカな自分を大嫌いになり、自己否定感でいっぱいになりました。
しかし今になって強く思う事は
「他人を基準にする」
「自分を基準にする」
どちらの視点にも偏ってはいけないのです。
基準にして比較すること自体が間違っているのです。
もしこの世に自分ひとりしか存在しなかったら、このようなコンプレックスにふり回されずに悩むこともなかったでしょう。
人と比較することによって、
- コンプレックス
- 自己否定感
- 優越感
- 対抗心
- 競争意識
- 嫉妬
- 相手を蹴落として這い上がろう
という負の感情が出てくるのです。
どれも生きていく上では必要ないどころか、害になるものばかりです。
なので人と比較するのをやめるだけで人生はとても楽になります。
そしてコンプレックスがなくなることにより、コンプレックスを解消するための余計なお金を使わなくなります。
さらに自分にも人にも優しくなれます。
そして人それぞれ得意、不得意分野があるのは当然であることに気がつきます。
みんなそれぞれ、この世での役割を持って生まれてきているので得意分野、不得意分野があって当然なのです。
逆にみんなの得意分野と不得意分野がすべて同じだとしたら、この世は成り立たなくなります。
今の私はこのことを腑に落とすことができたのでコンプレックスが皆無になりました。
あなたのコンプレックスもなくなることを、心から祈っています