会社員時代、ひとつの製品を造るのにも、たくさんの人たちと連携を取りながら進める必要がある中で、他者から信用されることは重要でした。
信用されている人は他者から「信用」と言う名のフィルターを通して見てもらえるので、
他の人よりも特別に融通をきかせてもらえたり、多少のことは甘く見てもらえたりします。
そんな様子を目の当たりにしてきた私は、「この情報は信用できる人が言っているから間違いないだろう」
「あの情報はよくわからない人が言っているから事実かどうか分からない」
といった曇ったフィルターから情報を見てしまうこともありました。
また心身ともに疲れ切っていた頃、藁にもすがる思いで、開運グッズにハマっていた時期がありました。
的中率の高い○○の講師が勧める開運グッズなら効果があるに違いないと思い込み購入していましたが、
今思い返すとその講師の言動と行動を客観的に見れていなかったのです。
しかし、主語を取り外して動詞だけに着目するようになってから、見えていた世界が変わり始めました。
そして過去に講師が話していた内容の矛盾点にも気づけるようになりました。
人が誰かに騙されるのも、主語に着目してしまい、その人の言動と行動を客観的に見れていないからなのです。
逆に、主語を除いて言動と行動だけに着目すると驚くほど他者を客観的に見れるようになります。
「この人は絶対に裏切らないだろうと信用していた人に裏切られ、身を引き裂かれるような辛い思いをした」と言う話を聞いたことがありますが、
「信用」と言う名の曇ったフィルターからその人を見ていたので、客観的にその人の言動と行動を見れなくなり、その人に裏切られるのも予測できなかったのでは?と思いました。
【地球丸ごと救いたい】ゆたかブログさんの判断力テストは主語、感情、損得を取り外し行動のみを見て、公正な判断をすべきことを詳しく教えて下さっています。
正しさとは『主語』や『感情』や『損得』で決まるわけではないということ。
純粋に『行動のみ』を見て下さい。
それが『心の裸眼』です。
一切の曇りの無い無色透明な心の目で見ないと、公正な判断は出来ないのです。
右側が心の裸眼で見てる人の世界です。
左側は、人気、知名度、肩書き、好き嫌い、多数決、損得などの偏見で見てる人の世界です。
思い返すと多くの人たちは『主語』や『感情』や『損得』で判断していました。
自分自身の行動も常に公正に見て、公正に判断しなければと強く思いましたので、ぜひ読んでみてください。