恋のライバルと差をつけられる、大好きな人の心をつかむ方法

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今回は大好きな女性に振り向いてもらえるチャンスがあったのに、そのチャンスをミスミス逃して惜しいと感じた男性の事例を紹介します。

先に結論を言います。

大好きな人に振り向いてもらうためにやることはただひとつ

自分の欲望を相手にぶつけるのをやめ、無償の愛を示すことです。

ただし、全ての女性に通用するとは限りません。

以下に無償の愛が通用する女性、通用しない女性の例をあげました。

〈通用するタイプ〉

  • 人生に疲れきっている
  • 人間の外見ではなく中身を重視する
  • 物事を思慮深く考えられる
  • 精神的にも肉体的にも疲れきっているが頼れる人がいない
  • 先が見えない不安な毎日を過ごしている

〈通用しないタイプ〉

  • 男性を手玉にとる小悪魔
  • イケメン好き
  • 若い男性でないと生理的に無理
  • 周りからチヤホヤされ現状に満たされている
  • 思慮深く物事を考えない

キャバクラでお客さんになってくれる方はみんな高額を払っているため、無意識に自分の欲求を突きつける人が多いです

「こんなに君にお金を使っているんだ」と、それなりの見返りを相手に求めてきます。

多くの接客をしてきましたが、心の底から相手のためを思ったお客さんに出会ったことはほとんどありません。

キャストのKさんとお客さんのNさんの例を挙げます。

Kさんは竹久夢二の絵の女性に雰囲気がよく似た和風美人で折れそうなぐらい細く、見ていて飽きない風貌と雰囲気を持ち合わせていました。

Kさんのすべての動作はくぎ付けになるぐらい美しいので、私はいつもKさんに見とれていました。

そんなKさんに5年以上もぞっこんで、指名を続ける太客のNさんがいました。

Nさんは30代の独身で話題も豊富で明るく、大手企業のサラリーマンです。

そんなNさんはKさんとの結婚を夢見てキャバクラに通い続けていました。

Kさんの勤める店が変わっても追いかけて、Kさんを指名し続けていました。

しかし5年以上、熱烈に口説いてもKさんとの距離が縮まらないのでKさんに対し、イライラをぶつけているようでした。

Nさんはわざと私や他のキャストを指名し、Kさんに見せつけたりもしていました。

しかし、Nさんのテーブルにつくと、NさんはいつもKさんの話ばかりをします。

その口ぶりからもKさんに本気なのが伝わってきました。

しかし、私から見るとKさんへのアプローチは根本的に間違えているのです。

Nさんの話を聞いていると、その内容は「Kさんが自分の思い通りにいかないので、どうすれば思い通りにいくのか?」ばかりなのです。

Kさんの気持ちは無視して、自分がKさんにしてほしいことばかりを要求しているのです

そんな男性にKさんがなびくはずがありません。

Kさんは母子家庭で育ち、Kさんのお母さんもずっと水商売をしながら全国を転々としてきたそうです。

Kさんは水商売しか経験していないせいか、昼間の社会にはかなり疎いのです。

母娘2人暮らしで、時には男性に頼りたくなることもあると思いますが、見返りを要求されたり執着されることをとても恐れていました。

そこをNさんが見返りを求めず、無償の愛でKさんの幸せだけを考えていたら、Kさんの心を掴めた可能性があったと思います。

Kさんは更衣室で「Nさんの要求が激しくてNさんのテーブルに着きたくない」と嘆いていました。

Kさんと他の話をしていると、とても素直な優しい女性で「無償の愛」に感謝して応じるタイプの女性でした。

好きな人にはついつい以下の要求を突きつけてしまいます。

  • 自分を好きになって
  • 自分のことスゴイと認めて
  • 自分のこと褒めて
  • 自分のこと思い出して
  • 自分以外の異性とは関わらないで
  • 声が聞きたい電話して
  • LINEして
  • 会いたい
  • 自分のこと心配して
  • つきあって
  • 結婚して

なので自分の要求は抑え、好きな相手がどうすれば喜ぶか、どうすれば相手のためになるかを考えることに時間と頭を使うのです。

自分の欲求を制御し、無償の愛を相手に与えるのはかなり難しいですが、ぜひチャレンジしてみてください。

そしてあなたが大好きな人の心をつかめることを祈っています。

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