魂の成長を促す出来事を間違えて解釈すると・・・

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今回は昨日の記事人生にはマイナスなどないに補足の内容になります。

人がこの世に生まれてくる目的は魂の成長と全体への奉仕のためですが

そのような目的にそぐわない生き方をしていると、マイナスに思える出来事や人間に遭遇し、本来の歩むべき道(魂の成長や全体への奉仕)に戻るよう導かれることもあります。

しかしそういった導きにも気づかず、自分の生き方を変えない場合、ますます状況が悪化していくこともあるのです。

間接的に人伝てで知った話しですが、

ある中年男性Aは、「大金持ちになりたい、一旗あげたい」という価値観のまま生きてきました。

サラリーマンだと、どんなに出世しても給料の上限が決まっているので、スピリチュアル系の商売をし、大金持ちになることを夢みていました。

Aはスピリチュアル系に興味があり独学で勉強してきました。

困っている人や苦しんでいる人を救うことよりも、お金儲けのことばかりを考えていました。

しかし、思った以上に儲からないので、お金をもっともっと増やしたいと欲をはり、投資の儲け話に乗ってしまい、投資詐欺にあいました。

そして大切なお金を奪われ、精神的にぼろぼろになりました。

Aは投資詐欺に遭ったのは、生霊が原因だと思い込み、生霊を祓うために某宗教団体にお経をあげてもらいました。

お経をあげてもらったことで、Aは安心して気持ちが楽になりました。

Aはスピリチュアル系の本をたくさん読んでいたので「人生で起こる全ての出来事には意味がある」ということも知っていました。

Aは自分が生霊に憑かれて投資詐欺にあったのは某宗教団体と巡り合うためだったのだと思い込んでしまいました。

それからAは、嫌なことがあるたびに生霊のせいにし、某宗教団体にお経をあげてもらうことで、その都度お金を搾取され続けました。

Aが投資詐欺にあった本当の原因は「これ以上、欲まみれになってはいけないよ」とAに気づかせるための出来事だったのではないでしょうか。

もし、Aがそのことに気づいて、心を入れ替えていたら、宗教団体から搾取され続けることもなかったのです。

生き方を変えない限りは、さらに悪い方向に向かっていくのです。

Aのように「人生で起こる全ての出来事には意味がある」というのはわかっていても、正しく受け取れなければ意味がありません。

正しく受け取るには、その出来事は魂の成長や全体への奉仕に目覚めさせるための出来事ではないか?という視点で捉えることが大切です。

宗教団体への依存は魂の成長や全体への奉仕に繋がらないのは火を見るより明らかです。

Aは、間違えて解釈したために、魂の成長や全体への奉仕に目覚めることができず、お金を搾取され続けることになりました。

本人がそのことに気づき、心を入れ替えるまでは、これでもかと言うぐらい、つらくて苦しい出来事が繰り返されるのではないでしょうか。

自分に起きた一見マイナスに思える出来事の意味を正しく受け取り、魂の成長や全体への奉仕に目覚める人が増えることを願ってやみません。

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