岩手県平泉町にある中尊寺に行ってきました。
中尊寺入り口から月見坂の参道を登っていくと左右に樹齢300年以上の見事な杉並木があります。
その先を行くと両脇にそれぞれ、八幡堂、弁慶堂、地蔵堂、薬師堂、本堂、観音堂、不動堂、峯薬師堂、大日堂、阿弥陀堂、弁財天堂などのたくさんのお堂があります。
月見坂の参道の登りはあまり急な坂には感じませんでしたが、帰りの下り坂はかなり急な坂に感じました。
一部、手すりがない所もあるので、お年寄りの方や、足が悪い人にとってはキツそうに感じました。
弁慶堂
お堂には義経と弁慶の木像がありました。
頼朝に追われ、義経を守り抜くために討たれても立ち往生したまま亡くなった伝説の家臣、弁慶の像は義経よりかなり大きく勇ましかったです。
本堂
巨大なお釈迦様の仏像が鎮座されています。
金ピカなお釈迦様の仏像を前にした途端、しばらくその場を離れたくなく、端の方でお釈迦様にたくさんお話しをしました。
お釈迦様は私の話を優しく聞いてくださっている感じがしました。
話し終わったら気持ちがスッキリし、とても幸せな気持ちになりました。
撮影は禁止されていませんが、恐れ多くて、お釈迦様の写真を撮ることはできませんでした。
峯薬師堂
最近、母の目がよく乾くので、峯薬師堂で目のお守りを購入し、薬師如来様に母と一緒に母の目が良くなるようお願いをしました。
金色堂
月見坂の参道を登り続けた奥のほうにあります。
金色堂は1124年(天治元年)、藤原清衡公によって建てられました。
金色堂の壁や床、軒先は全て金色で統一されており、鮮やかすぎるほど鮮やかでしたが、不思議とギラギラ感がなく、仏様の威厳が漂っていて、落ちついた雰囲気でした。
中の仏像は阿弥陀如来像、観音菩薩像、勢至菩薩像、六体の地蔵菩薩像、持国天像、増長天像が中央と左右に取り巻いています。
その須弥壇の内に初代藤原清衡公、向かって左の壇に二代基衡公、右の壇に三代秀衡公のミイラと四代泰衡公の首級が納められています。
金色堂は藤原四代の墓堂です。
仏像に加え、内装のあちこちに散りばめられている装飾の繊細なつくりが素晴らし過ぎたので、しばらく見入ってしまいました。
讃衡蔵
金色堂と同じく月見坂の参道を登り続けた奥のほうにあります。
仏像、工芸、副葬品など貴重な文化遺産が展示されていました。
入ってすぐの中央に阿弥陀如来坐像、両脇に薬師如来坐像が鎮座されています。
かなり巨大で、慈愛に満ちたオーラが漂っていました。
三体の仏像に手を合わせた後、後ろに長椅子があったので座りました。
椅子に座っている間、仏様を前にしているせいか全身がクラクラしてきました。
私はパワースポットに行くと、よくクラクラして変性意識状態になりますが、その時と全く同じような感覚でした。
そこで、仏様からパワーを頂けたのが分かり、ありがたくて感激しました。
この部屋をさっさと通り過ぎてはもったいないと感じました。
そして奥に進んでいくと千手観世音菩薩像、金剛界大日如来像、文殊菩薩像があります。
ありがたいことに三体とも、それぞれの仏様の真言が書かれていました
「真言」については桜井識子さんはブログで以下のことをおっしゃっています。
真言を唱えることによって、どこにいてもその仏様と繋がることが出来て、力を借りれるのです。
お寺にいる仏様 (仏像) の前で、その仏様の真言を唱えると、仏様の波長と同調する為、高い波動をたくさん受けられる、という使い方もあります。
桜井識子オフィシャルブログ ~さくら識日記 真言とは ~具体例~より一部引用
真言の詳細は桜井識子さんのブログ(真言とは~具体例~)に記載あります。
私は早速、仏像の前で真言を唱えました。
そして、外に出てから、たくさんの仏様のパワーを頂いたおかげか、身体が軽々になり、ものすごく元気になったので驚きました。
松尾芭蕉の像
[五月雨の降り残してや光堂] 芭蕉の句碑と像があります。
等身大ぐらいの大きさの松尾芭蕉の像はあまりにもリアル過ぎたので、かなり見入ってしまいました。
今にも動きそうな、まるで生きている人間のように感じました。
松尾芭蕉は忍者だという都市伝説がありますが、この像を見て、なるほどと納得させられるような像でした。
俳句を詠む俳人のイメージより忍者としての鋭さや強さ、怖さを全身の雰囲気や表情に漂わせていました。
あの時代に徒歩で江戸から東北までの旅は苦難や危険だらけだったと思うと、やはり芭蕉は只者ではないと思います。
まとめ
中尊寺はたくさんのお堂があり仏様がいらっしゃるのでパワーを頂けると思います。
とくに讃衡蔵の阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像からはものすごいパワーを頂けると思います。
機会がありましたら、岩手県平泉の中尊寺をぜひ参拝してはいかがでしょうか。
<中尊寺の基本情報>
- 拝観時間:3月1日〜11月3日/8:30~17:00 11月4日〜2月末日/8:30~16:30
- 年中無休
- 住所 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
- 電話番号:0191-46-2211
- 駐車場あり
※詳細は【公式】関山 中尊寺〔岩手県平泉 天台宗東北大本山〕-Chusonjiをご参照ください