亡き父への教育

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私が霊の存在をはっきりと確信できたのは、父のお葬式で遺影の近くにあった花を指差して、父の霊に「この花を動かしてみせて」とお願いした直後、指差した花だけが左右に大きく揺れたのを見た時でした。

室内なので風もなく、空調の風の影響でないことも明らかでした。

また先日、父の月命日の前日に、キッチンの蛍光灯が一瞬消えてすぐついたとき、父からの「明日の命日を忘れるなよ!」というメッセージのような気がしました。

人は死んだら無になるわけではありません。

霊は間違いなく存在するので、先祖供養は本当に大切です。

ご供養にお金をかける必要はなく、故人を思う愛があればそれだけで十分なご供養になります。

先祖供養の方法は父からのラップ音に記載しています。

祖父母やご先祖様の供養をしている時は

『若い頃は戦争で命の危機に脅かされ、戦後はお盆、お正月以外は朝から晩まで働きずくめで、老後は闘病生活で苦しみ、大変な時代を生き抜かれ、本当にお疲れ様でした。
今の世の中も過酷で生きづらいので、できればこの世界が楽園に変わってから、生まれ変わって幸せいっぱいな人生を送ってくださいね』

と毎回同じ内容ですが話しかけています。

父の霊に話しかける時は、父の精神性が上がるような説教めいた言葉をかけてしまいます。

『父さんは生前、人は死んだら無になると思い込み、周りの事は考えずに自分の欲望のままに生きてきたと思うけど、今になって魂は永遠であることがよくわかったでしょ?
人は魂の成長のために何度も輪廻転生を繰り返して生まれ変わるんだから、今度生まれ変わっても、その事を絶対に忘れちゃだめだよ。
自分の欲望のままに生きるだけでは魂はちっとも成長できないの。
来世は少しでも、世のため人のためになるような徳を積んで、愛、優しさ、思いやりを大切にできる人になってね。
今度生まれ変わったら、前世の記憶や今の霊界での記憶も、そして私に言われた内容も全て忘れてしまうけど、今私が言ったことは父さんの魂に刻み込んでおいてね』と話しかけています。

父の霊にはなぜか遠慮なく言えて、とても話しやすいのです。

偶然なのか分かりませんが父に話しかけているとラップ音らしき音がベストタイミングで相槌を打つかのように反応してくれます。

余談になりますが、

父が亡くなる半年位前あたりから父と母と弟と私の4人で古い大きな家で一緒に暮らしている夢をよく見るようになりました。

私だけではなく母も同じような夢を頻回に見ていたそうです。

しかし不思議なことに父が亡くなってから、その夢を私も母も一度も見ることがなくなりました。

もしかすると、父は亡くなる半年位前から、昔のように一家4人で暮らしたいと思うようになっていたのかもしれません。

父の想念が私と母の夢に現れたのかもしれません。

父の遺骨とお位牌は弟の家に安置されています。

お墓は暖かくなってから決める予定です。

生前の父は偏差値の低い私立高校に入った弟に対し、絶望的になっていましたが、晩年は息子を頼って弟の住む県に移住し、亡くなるまで弟に面倒をみてもらいました。

いつの間にか父にとって、「ありがとう」と言える大好きな息子になっていました。

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