会社員時代、初めてやる仕事に不安を述べ、上司から叱られたことがあったので記事にしました。
それほど以前の私は自分が経験してないことを初めてやる時は、腰が重くなっていました。
しかし、実際にやってみると思ったより大変ではないと感じることばかりでした。
入社したばかりの頃、先輩の仕事を傍で見ながら、仕事の流れを覚える機会が与えられましたが、
一か月経った頃から、初めてやる業務でも、自分ひとりで実施していかなければならず、全て学んだ後に業務に取りかかるなんて悠長な時間はありませんでした。
仕事を進めながら、わからないところが出てきたら、その都度調べたり、周りに聞いたり、期限と睨み合いながらやっていくしかありません。
初めての仕事を与えられるたびに、不安とストレスが溜まっていきました。
そしてその不安を上司に話したところ、叱られました。
「誰でもみんな初めての仕事をやり、自分なりに乗り越えているのだ」と、
「そうした経験を積み重ね、実力をつけていくのだ」と、
その時は理解したつもりでしたが、初めての仕事をたくさんこなしていくうちに、初めてその言葉の意味を自分の中に落とし込むことができました。
それまでの私は仕事以外のことで、経験がないことを初めてやる時は石橋を叩くかのように下調べばかりして、そのうち自分では無理だと思い込み、行動に移さないことが多々ありましたが、
それはものすごくもったいないことでした。
まずは失敗を恐れず、行動に移した方が、成長につながります。
そこでわからないことが出てきたら調べたり、失敗したら改善したりして、初めて実力がつくのです
行動に移さないで、下調べだけしていたらスキルが身につかないところか、行動に移すことすら嫌になってしまいます。
新しいことに挑戦するのは多大なストレスにもなりますが、自分のできることが増え、一気に成長できるチャンスでもあります。
人間の脳の構造上、今までの生活習慣で生き延びてきたので、新たな習慣を加えることに抵抗を感じるのかもしれません。
なので人は新しいことを始めることに、消極的になってしまうのです。
今では自分の脳を自分ではなく、1つの道具に過ぎないと思うようになってからは脳の言いなりにならなくなりました。
あれほど新しいことに消極的だった脳も、新たな良い習慣をどんどん取り入れることに少しは協力的になってくれました。
ただし、新しいことに慣れるまでは莫大なエネルギーを消費するのか、食欲は以前に比べて2割ほど増してしまいましたが・・・(笑)
参考になれば幸いです。