現代は分からないことや知りたいことがあれば、ネットで検索するだけで簡単に知識を得られるので大変便利な時代です。
例えば、料理のレシピや虫刺され、ケガや水漏れの対処法など、その場で瞬時に必要な知識なら、すぐに実践できるので大変役に立ちますが
緊急を要さない知識などは、知ったことで満足し、知って終わりにしていませんか?
例えば、瞑想を例に挙げると、瞑想の効果ややり方をネットで調べたらたくさん出てきますが、瞑想の知識を得るだけで実際に瞑想を実践しなかったり・・・
その他にも
運動不足は身体に悪い
日光浴は骨を丈夫にする
食べられる野草
呼吸法
脳トレ
・・・etc
必要な知識を学ぶことは勿論大切ですが、実生活に活かさなければ、その知識は宝の持ち腐れになり、自分自身や現実は何ひとつ変わりません。
むしろ知識を得るために、費やした時間の多くが無駄になってしまい勿体ないです。
知識は知っているだけではなく活用することで初めて活かされるのです。
考えてみると学校の勉強のほとんどは日常生活に活かせない知識をひたすら暗記させるものばかりでした。
テストも頭の中に入っている知識量を問われるだけで実践は問われません。
偏差値や学歴は頭の中の知識だけで決められてしまうのです。
そんな学校教育の影響で、学んだことを人生で活かすという発想がなくなり、知識を頭に詰め込むだけで満足してしまう人が続出しているような気がしてなりません。
会社員時代も学生時代に学んだことは全く役に立たなかったので、何のための学校教育だったのか?と憤慨したぐらいです。
仕事を覚えるのも、マニュアルを暗記するのではなく、数多くの実践を重ねていくうちに、段々と自分のスキルになっていくのを実感しました。
実践を重ねていく中で、わからないことが出てきたらその都度調べたり、失敗したら原因を究明した後に改善し新たな発見をしていくうちに、自然に知識が増えていき、実力がついていくのです。
なので、知識を得たら、それで終わりにするのではなく実践してみることです。
特に道具やお金がなくても実践できるものは、何のリスクもありません。
私は瞑想を実践したところ、以前よりも寝つきが良くなったという新たな発見がありました。
(過去記事 寝つきが悪い方や不眠症で悩まれている方へ)
また、人間関係を良好にするために、哲学書や心理学の本を読み漁っても、確かに知識はつくかもしれませんが、実践しなければ何も変わらないし、成長にも繋がらないのです。
実際に、本やネットで得た知識よりも、色んな人たちと接して得た気づきの方が明らかに強烈に記憶に残るし、成長に繋がるし、人間的な深みも増していくのです。
一度、自分の頭の中にある知識が日常生活に活かすことができているのか、知識の棚卸しをしてみると良いかもしれません。
【棚卸しの手順】
① 学んだ知識を書き留めるノートをつくる
② ①のノートに学んだ知識を箇条書きにする
③ 箇条書きした内容で実践できたものをレ点でチェックしていく
以上の手順で書き出してみると、実践の有無がチェックできます。
学校教育は、知識を得ることで満足し、実践しない人間を量産するという狙いもあったのかもしれません。
万が一、人々が社会の嘘から目覚めても支配から脱却するための行動を起こさなければ、支配層は今まで通り支配できるからです。