クリぼっちで悩む人が羨ましかった頃

  • URLをコピーしました!

クリスマスが近づき、最近職場ではクリスマスの話題がちらほら出ています。

小さなお子さんがいる方はサンタさんの存在を信じているお子さんの夢を壊さないよう気をつけながら、お子さんへのプレゼントの準備をしております。

そんなお子さんへの愛を感じる話を聞くと心が温まります。

私は会社員時代に「クリぼっち」という言葉を初めて知りました。

クリぼっちとはクリスマスを一人で過ごすことを意味した表現です。

同僚の男性がクリスマスの三日前ぐらいから「どうしよう。このままだとクリぼっちだ。間に合わない」と言っているのを聞いたのがきっかけでした。

ふざけてるのかと思いきや、その同僚は本気で悩んでるみたいでした。

結局、同僚はクリスマス当日も「クリぼっち」を嘆いていましたが、帰りに同じクリぼっちの後輩を見つけ、男同士でクリスマスを過ごし、クリぼっちを卒業しました。

当時の私にとって恋人がいないことで悩むのは贅沢な悩みだと感じていたので、ある意味羨ましく思いました。

当時の私は仕事に生きがいを感じず、自分は何のために生まれてきたのかを自問自答する日々を繰り返していました。

こんな奴隷のような生活を定年退職まで送るのかと思うと生きることへの絶望感に襲われていました。

日々の業務も、失敗が許されないのでプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、心休まることもありませんでした。

なので、クリぼっちで悩むなんて、贅沢だと思っていました。

言い方がきつくなりますが、人間は一度どん底に落ちるぐらいの絶望感を味わいながら悩み苦しみ、そこから這い上がる経験をしたほうが、強くたくましく生きれるのではないでしょうか。

些細なことでは悩まなくなり、小さなことにも感謝できるようになるのではないでしょうか。

あくまでも私の価値観になりますが、

恋が成就できずに悩むこと、恋人がいなくて悩むこと、結婚できなくて悩むことは贅沢な悩みに感じます。

誰かにいじめられて精神ボロボロになって自殺したい衝動に駆られているわけでもないし、
電気・ガス・水道が停められて、食べるものがなくて困っているわけでもないし、
五体満足思い通りに身体を動かせるわけだし、

それだけでも充分に幸せではないかと思います。

なので今あることに感謝する事はとても大切です。

人間にとって一番の大きな悩みは健康を害することだと思っています。

逆に健康であればどんな苦難があっても乗り越えられます。

健康については健康カテゴリの記事を読んでいただけると幸いです。

クリぼっちから話がだいぶそれてしまいましたが、もしあなたがクリぼっちで悩んでいるのなら、クリぼっちごときで悩める自分は幸せだと感謝してみてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次