余計なものをそぎ落とし、自分らしく生きる

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人は執着するモノが多ければ多いほど保守的になり、自分の心に素直に大胆に生きられなくなります。

会社員時代の私は定年までこの会社に骨を埋めるつもりになっていたので下手な真似はできないと保守的になっていました。

出たくもない飲み会に無理して出たり

どんな理不尽な目に合わされようが言いたいことも言えずに耐えていました。

今思うと会社が人生の全てではありませんでした。

会社以外の世界は広く、生きるための選択肢はいくらでもあったのですが当時の私は想像すらできませんでした。

「大企業に勤めてさえいれば将来安泰」という洗脳と幻想に執着し、極端に視野が狭くなっていたのでした。

過去の私のように、人が自分の心の声を無視してでも必死に守ろうとしているのは自分の外側のものばかりなのです。

例えば、財産、モノ、地位、名誉、社会的ステータス、会社からの評価、他人からの評価・・・

支配層が植え付けた本来、人が生きるうえで全く意味のないものばかりなのです。

例え、それらをすべて手に入れても自分の内面が貧しければ、手に入れたときの満足感も次第に薄れ、失う不安に怯えるようになるのです。

なので思い切って執着しているものをひとつひとつ手放し、自分らしく生きることが大切です。

最近は売れてる芸能人でも広い豪邸からこぢんまりした家に住み替え、身軽になっている人もいます。

財産のある方で、貧しい人たちのために寄付という形でお金を手放している方もいますが、その方の笑顔から幸福感が伝わってきます。

日本で初めて原発の運転差し止めの命令を下した裁判官は、次の約束された地位を捨て原発再稼働を阻止しました。

その後、支配層から左遷させられ裁判官を辞めた現在は精力的に生き生きと反原発運動を行なっています。

このように自分の心に正直に、本来意味のないものを手放していくほど、心身ともに軽々になっていきます。

人は必要最小限の住むところ、着る物、食べ物さえあれば生きていけるのです。

余計なものをそぎ落とし、自分らしく、シンプルに自分の心に素直に生きるのが幸せな生き方なのです。

たとえ自分の外側のものをすべて失っても、生きていくために必要な知識やスキル、経験から得た気づきはなくならないので恐れることはありません。

なので外側のものに執着するのではなく、自分の内面を豊かにすることに尽力すべきなのです。

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