一見すると耳が痛いこと、厳しいこと、言われたくないことを言われ、叱られたりすると、腹が立つのもよくわかります。
自分が否定された気がして辛くなるのもよくわかります。
だからといってその人をやみくもに嫌ったり、恨んだりせずに
その人の言動に愛があるかないかを冷静に分析し、判断してみてください。
その言動はどういう意図で、どんな思いで、発せられたのか?
発言者側の視点になると、その言動に愛があるかないかが見えてきます。
例えば
【愛を感じる言動】
自分が嫌われるのもお構いなしに、その人にとって必要な助言をしてくれる。
それを暴言だと勘違いする人も中にはいますが・・・
一見すると厳しくて耳が痛い内容でも、相手の成長を考えている発言には愛と誠実さが伝わってきます。
【愛を感じない言動】
暴言の中に愛らしきものなどひとつも感じられない。
暴言が発せられた裏の意図を冷静に分析してみてください。
ex
- ストレス解消
- 相手の自信を喪失させる
- 昔からやっていたイジメの延長
- 人を苦しめることに生きがいを感じる
- 八つ当たり
- 自分の期待を裏切られたことによる怒り
- 短気で些細な事ですぐ怒る
- たまたま機嫌が悪かった
- 相手を落として優越感にひたる
ちなみに私はパワハラ上司からの暴言をすべて鵜呑みにしたときは自己否定感でいっぱいになり、何の成長もできませんでした。
さらに潜在意識にネガティブな思いとして、こびりついてしまいました。
これを克服した方法は過去の恨みを克服した方法に記載してあります。
なので愛のない暴言はそのまま受け取ってはいけません。
私のように鵜呑みにしてはいけません。
受け取らなければその暴言を吐いた本人に返っていきます。
声に出さなくても「私はあなたの暴言を受け取りません」と心の中でつぶやくだけでも効果はあります。
また、この嫌な出来事は自分に何を教えてくれたのかを冷静に分析することもおすすめします。人間関係で苦しんでいる人へ
逆に自分の成長を促してくれる愛のお叱りや助言はありがたく受け取ってください。
自分が嫌われたり、恨まれたりするのもお構いなしに、相手のためを思った助言をするのが本当の愛です。
それが心から発した愛の言葉だと分かると腹が立つどころか感謝の気持ちに変わります。
また自分自身の普段の言動にも他者を思いやる愛を込めていきたいものです。