今のオーガニック農園の職場は人間関係が良好過ぎるぐらい、良好です。
そのひとつとして「ありがとう」という魔法の言葉が自然に飛び交っているからです。
「ありがとう」で何が変わるんだ?と甘く見てはいけません。
大げさに言っているのではなく、「ありがとう」は人間関係を良好にする魔法の言葉です。
会社員時代、「ありがとう」を言えない人たちが多いグループに所属していたときのこと・・・
類は友を呼ぶ、同じ波動の者たちが集まる法則でしょうか。
とにかく、そのグループでは「ありがとう」という言葉を本当に聞いたことがありませんでした。
部下が身を粉にしながら、必死に業務をこなしても、「仕事だからやるのが当然だ」といった空気が常に流れていて、上司からのねぎらいや「ありがとう」の言葉は皆無でした。
さらに毎日のように怒鳴り声が飛び交い、パワハラ、雑用の押し付けあい、足の引っ張りあい、裏で告げ口が当たり前の殺伐とした職場環境で、「ありがとう」という言葉は忘れられていました。
それとは真逆で、今の職場の誰もが、相手の優しさや心遣い、気遣い、思いやりに感謝し、すぐに相手に「ありがとうございます」とお礼を言います。
「ありがとう」という言葉が自然に出る人は
- ほんの小さなことにも感謝できる素敵な人たちである。
- 相手に何かをしてもらった瞬間だけではなく、その瞬間に至るまでの、目に見えない相手の手間や心遣い、優しさ、思いやりまで想像できる人たちである。
- 今まで他者のために奉仕してきたからこそ、相手の心遣いや手間がよくわかるので「ありがとう」が自然に出る。(奉仕をすればするほど、わかるのでまさに他者に奉仕した経験は宝物です)
「ありがとう」は言われる方だけではなく、「ありがとう」と言う方も心があたたまります。
まさに「ありがとう」は人間関係を良好にし、幸せを運ぶ魔法の言葉なのです。
この職場のおかげで「ありがとう」という言葉の偉大さを実感することができました。
また、日常生活のほんの小さなことに感謝するだけでも幸せな気持ちになれます。
普段から感謝できることを探し、「ありがとう」とすぐに相手に感謝の気持ちを伝えることはとても大切です。
あなたもぜひ「ありがとう」を頻回に使ってみてください。
あなたの感謝の気持ちが連鎖して、人間関係が良好になっていくことは確かです。