人間の行動は自分の考え方しだいで、無私無欲無償の善行になるか、打算的な行動になるかに分かれることがあるかと思います。
ちなみに私の経験上、無私無欲無償の善行をすればするほど自分の魂が喜ぶので心が満たされ幸せな気持ちになれます。
しかし、心が荒んでいる人にとっては、「そんなお人好しになってたら、この厳しい世の中を生きていけない」といった思いになるかもしれません。
しかし打算的な行動をとってばかりいたら、心が休まることや満たされることは決してありません。
このような愛とは真逆の人間の行為には必ず、それ相応の結果がもたらされます。
例えば、自分の利益や欲望のために、他者を利用しようとしたり、操ろうとするような人たちをたくさん見てきましたが、
彼らには決まって人望もなく、いざ困っても助けてくれる人もなく、孤独地獄が待ち受けています。
自分の間違った行為によって一番傷つくのは、自分自身なのです。
自分の心から出た良い行動も悪い行動も全て自分に返ってくるのは確かです。
なので、愛から出た行動を増やしていくことは自分の魂を磨くことにもなるのです。
冒頭にも書きましたが、愛から出た行動が多ければ多いほど、幸せな気持ちになれます。
不思議なことに大した実績を積まなくても、根拠のない自信までついてきます。
人に優しくして一番嬉しいのは自分自身なのです。
世の中全体で見ても、そのような人たちがたくさん増えれば増えるほど、この世界は楽園に変わっていくことでしょう。
なぜなら、困っている人に手を差し伸べる人が増えれば増えるほど、困っている人たちがどんどん減っていくからです。
普段の自分の行動に愛があるかないかを意識的にチェックし、無私無欲無償の善行を増やしてみてください。
自分の心が満たされ、幸せな気持ちになるのを実感できるはずです。
例えば、今の自分の行動は
① 愛、優しさ、思いやり、慈愛、善意から出た行動なのだろうか?
② 欲望、不安、不足感、焦燥感、恐怖、執着心、私利私欲、嫉妬心から出た行動なのだろうか?
と振り返ってみるべきです。
無私無欲無償の善行と言っても、決して大げさなことではありません。
- 笑顔で挨拶する
- お礼を言う
- 感謝する
- 励ます
- 話を聞いてあげる
- 協力する
- おもしろい話をしてその場をなごませる
- 奢る
- 教える
- アドバイスする
- 楽しませる
- 癒す
- 手伝う
- 助ける
- 用事に付き合う
- 親切にする
- 相談に乗る
- 人を紹介する
- 分け与える
上記の一つでも充分に素晴らしい奉仕だと思います。