人間にはバイオリズムがあるように、例え心は満たされていても、毎日ウキウキした気分でいられるわけではありません。
たまに気持ちが沈んだり、やる気が出なかったり、テンションが下がることは誰にでもあるかと思います。
そういう時は、どうしてもマイナス思考になってしまいがちです。
特にテンションが下がっているときに注意することは
- 重要な発言、発信をしない(爆弾発言・発信をする可能性あり)
- 重要な行動を起こさない(失敗する可能性あり)
- 重大な決断をしない(判断を誤る可能性あり)
- 整理整頓をしない(大切な物を捨てる可能性あり)
etc
上記のこと等に気をつけることで失敗を防げます。
テンションが下がっているときの自分は本来の自分ではないので、なるべく何もせずに大人しく、時が過ぎるのを待つことです。
無理して何かをしてもうまくいかないことも多く、大事な場面で判断をミスったり、取り返しのつかない失敗をしてしまう恐れもあります。
その時の自分はあくまでも普段の自分ではなく、一時的な状態に過ぎないことを自覚し、
ネガティブな状態はずっと続くわけではないことを自分自身に言い聞かせて大人しく過ごすことです。
お釈迦様の教えとして、
「万事万物は変化し、とどまることがない。精神の働きも時や場所、心境に応じて変わる。物質も心も絶対的ではないと知れば、執着から脱し、精神の自由を得ることができる」
とあるように、この世は常に変化しています。
またネガティブな人格が出る度に自分はどういう時にネガティブになるのか?
こまめにメモをし、ネガティブな人格が出るような行動を起こさないよう、自分取説を作成してみるのもひとつの方法です。
人はそれぞれ、テンションが下がるツボは違うと思います。
例えば
- 身体に悪いものを食べて気分が悪くなる
- ネットでネガティブな情報を見続ける
- テレビで暗いニュースばかりを観る
- 我慢して人に合わせる
- 我慢して嫌なことをやる
- 人から非難される
- 寝不足
- 体調が悪い
etc
同様に、自分はどんな時に嬉しい気持ちになるのか?テンションが上がるのか?を知ることも大切です。
例えば
- 好きな音楽を聴く
- 好きな本を読む
- 好きな動画を観る
- 好きな場所に出かける
- 好きな趣味に没頭する
- 好きなものを食べる
- 好きなアロマや香りをたく
- お風呂にゆっくりつかる
- 好きなスポーツをする
- 瞑想する
- 写経する
etc
人は自分のことを知っているようで、意外と知らないものです。
自分の気持ちの浮き沈みや、どういった時にどんな感情が出てくるのかを客観的に自分を観察し、こまめにメモをし、自分取説を作成していくのはおすすめです。
ちなみに、一人ひとりが何もかもが違うように、どういうときにテンションが上がるのか、下がるのかももちろん違います。
なので他者の情報は参考になりません。
あくまでも自分の経験から自分取説を作成していくことが大切です。
参考になれば幸いです。