今は誰もが幸せに暮らせる時代ではありません。
何かしらの闇を抱えて生きている人は大勢います。
かくいう私も闇を抱えていた時代がありました。
辛い出来事が押し寄せてくるたびに「生きるってしんどい」「この世からいなくなりたい」と心の中で叫び続けていました。
しかし当時の私はどんなに辛いことがあっても自殺しようと思った事は一度もありませんでした。
自殺は絶対にしてはいけないと魂が強烈に覚えていたからです。
さらに自殺をしたら悲しむ人たちの顔が次々に浮かぶので、なおさら自殺は絶対にしてはいけないと肝に銘じていました。
一見、この世からいなくなれば、辛い出来事から解放されると思いがちですが、肉体は消滅しても魂は後悔で苦しむので死んでも楽にはなりません。
私は霊能者ではないので、目に見えない世界の人と会話をする能力はありませんが、あちらの世界に詳しい人の話では
人間がこの世に生まれるのはとても大変なことだと言っています。
魂は人間の身体を得るために、あの世で長い長い行列を作り、かなり長い年月を待っているそうです。
そして順番がくると、厳しく審査され、その上で「こういう修行をしてください」と宿題を与えられ、ようやくこの世に送り出されるそうです。
あらゆる困難や苦労を体験したり、克服したり、試練に打ち勝って、魂を成長させるための与えられた宿題に応じて、
魂は最適な親と環境を選び出し、この世に送り出されてくるそうです。
せっかく授かった命を無駄にしてしまうのは大切な使命や宿題を放り出して、勝手に退学したり落第してしまうのと同じだそうです。
死んであの世に戻ったら、再びあの長い長い行列の最後尾に付かねばなりません。
挙げ句の果てに、次の人生でも同じ宿題を与えられ、同じような環境で同じような人生をもう一度やり直すことになるのです。
解放されるどころか、やり直しの人生の繰り返しです。
なので、自殺は絶対にしてはいけません!!!
また、残された人たちの苦しむ姿を想像してみて下さい。
残された人たちには一生涯、消えることのない心の傷を背負って苦しむことになるのです。
また、自殺をするぐらいなら、その辛い状況から思い切って逃げてください。
責任感の強い人ほど、逃げようとせずに、精神的にも肉体的にも追い詰められていく内に気力を失い自殺を選ぶような気がしてなりません。
しかし、苦しい日々が永久に続くことはありません。
時が必ず解決してくれます。
また、死のうと思ったことをエネルギーに変えればどんなことでもできるはずです。
生きている限りはいくらでもやり直しがききます。
「神は乗り越えられない試練は人には与えない」といいます。
試練を自力で乗り越えてこそ、一気に成長し、強くなれるのは確かです。
私の場合は「すべての出来事に意味がある」という思考に変わってからは生きるのが全く怖くなくなりました。
日常生活でも一見マイナスの出来事が起きても、「この出来事は私に何を教えてくれたのか」と分析できる力が増していっています。
(参考記事 感情にふり回されないためには)
訓練次第で分析力は本当に上がっていきます。
そうなると自分にとってマイナスな出来事というのはなくなっていきます。
人は考え方ひとつで幸せな気持ちにもなれるのです。
最後にもう一度言いますが、自殺だけはどんなことがあってもしてはいけません!!!
今あなたが生きている命を大切に生き抜いてください。