会社員時代、他部署の同期の男性社員2人と話をする機会があった時のことです。
その2人は自分たちの部署の女性上司の話題で盛り上がっていて、私も興味深く話を聞いていました。
2人の話によるとその女性上司は美人で人格的にも申し分ないのに、ずーっと独身でいるのが不思議だと言っていました。
結婚適齢期が過ぎた今でも結婚できそうな美人なのに結婚できない理由がわからないと言っていました。
私は「結婚できない理由」というワードを聞いて倒れそうになりました。
結婚できないのではなく、あえて結婚しないのではと思いました。
結婚しない理由として考えられるのは
この女性上司は男性社員たちと同じ土俵で働いているので男性の経済力に頼る必要はありません。
心から好きで結婚したいと思える男性にめぐりあわなかった可能性も考えられます。
また仕事に集中したいために家庭を持つことをためらっている可能性も考えられます。
真実は女性上司に聞かない限りはわかりませんが、
少なくとも結婚したくてもできないのではなく、あえて自分の意思で結婚しないのではと思いました。
また結婚についてですが、
世間の常識だと結婚することが当たり前になっています。
結婚したいと思える相手がいるなら結婚したいのは分かりますが、そういった相手がいなくても、なぜみんなが結婚相手を探すのか?
その理由をいろんな人たちから聞いた話を参考にまとめてみました。
- 子供を産んで育てたい
- いざという時や歳とった時に、家族がいると心強いし助けてもらえる
- 身体が動かなくなったら子供に面倒をみてもらえる
- 家族がいると孤独を感じないし、寂しくない
- 結婚しないと他人に欠陥がある変な人だと思われる
- 金銭面でも相手に依存できる
- 親が心配している
世の中の男女のほとんどは結婚を望んでいると思いますが
結婚を望む理由のほとんどが自分の意思というよりは相手に頼ることや将来への不安、他人の目を気にしていることばかりです。
そんな動機で結婚しても、期待通りになる保証はどこにもありません。
それにひきかえ、結婚を意識せずに自分の心に正直に生きている人もいます。
結婚適齢期(世間が決めた適齢期)を過ぎた独身の人たちは周りから
「なぜ結婚しないの?」
「誰か紹介しようか?」
「どんな人がタイプ?」
親からは「心配だから結婚して」
と言われることが多いと思います。
しかし結婚する気のない人は、人にどう思われようと全く気にする必要はないと思います。
世間の常識や他人の目を気にせず、「自分はどうしたい」のかをはっきりさせ、自由に好きなように生きる方が悔いのない人生を送れます。
たった一度の自分の人生なので、結婚を考えていない人は自力で生きれる力を身につけ、生きたいように生きるべきなのです。