今回はドラえもんから無意識のうちに植え付けられていた思考(他力本願、依存)を記事にしてみました。
ドラえもんのストーリーのほとんどは以下のようにパターン化されています。
のび太がジャイアン、スネ夫にいじめられる
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ドラえもんの道具でジャイアン、スネ夫に仕返し
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のび太が調子に乗り、関係ない人たちにも道具でいたずらする
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のび太が痛い目にあう
たまに、ドラえもんとのび太の熱い友情や愛を感じる温かい場面、ジャイアンやスネ夫は根は優しいのでは?と思える場面、のび太が冴えてる場面などがあり、ウルウルしたりします。
また、のび太が調子に乗ってドラえもんの道具を悪用し、関係ない人たちにいたずらをした後に、バチがあたる設定も良い教訓になると思います。
しかし、困ったことがあったらすぐにドラえもんに頼る他力本願やドラえもんの道具に依存することに違和感を全く感じない落とし穴もあります。
このような他力本願や依存が当たり前のアニメを見ていると、
現実で困ったことや問題が発生しても、原因を突き止めようとはせず、
「何か解決できるものはないかなぁ」とすぐにネットで検索して購入したり、自力で解決せずに誰かに助けを求めるようになってしまいます。
さらにお金で解決できるとお金に依存するのが当たり前になり金銭欲まで強まってしまいます。
また心ない儲け主義の人たちは、他力本願で依存体質の人たちを格好のターゲットにし、「人の悩みは金になる」と心ないことを思いながら、自分の商品を高額で売りつけたりしています。
今回はドラえもんの例を出しましたが、ほとんどのアニメ、ドラマ、CM、テレビ番組は「他力本願」や「依存」を無意識のうちに植え付けるようなストーリーになっています。
なぜなら、テレビのスポンサーは自分たちの商品を売りたいので、他力本願で依存体質の人が増えれば増えるほど自分たちの利益につながるからです。
ちなみに他力本願、依存体質になればなるほど、想像力、思考力、分析力、創意工夫力、発想力が失われていきます。
どうか人々を愚民化する4S政策の罠にはまらないで下さい。
テレビやゲーム、ネットから悪影響を受けないよう、スクリーンから距離を置くことは大切です。
そして困ったことや問題が発生しても「これは成長できるチャンスだ」と捉え、自力で解決するよう、自分を鍛えて成長させていくことは大切です。
自分の内面が豊かになればなるほど自信にも繋がるし、恐怖や不安からも解放されていきます。
また、お金に依存している限りは奴隷社会のオリの中で支配層に支配されたままです。
これからの時代、他力本願や依存体質のままでは生き延びるのが厳しくなるのを肌で感じています。
人やモノやお金に依存するのをやめ、自力で何でもできるようになればどんな時代でも生き延びられるはずです。