朝から晩まで働いてもギリギリ生活できる位のわずかな賃金しかもらえない人たちが世の中の大半を占めています。
周りの人たちを見ていても、共働きでないと生活できないぐらい余裕がなく、その上家事、育児に追われている超多忙な人たちばかりです。
(参考記事 主婦も過酷な重労働)
ほとんどの人たちは、人が生きる上で本来なら何の価値もない学歴、お金、社会的ステータス等を手に入れるために、幼い頃から莫大な時間と労力を費やしてきたことと思います。
自分の学生時代を思い返しても、自分が好きなことをする時間よりも勉強時間の方が圧倒的に多かったです。
大学時代は学業と生活費や学費等を稼ぐためにキャバクラで働いていたので自由な時間は皆無と言っても過言ではなく、
会社員時代も一日の大半の時間は仕事に奪われ、自由な時間はほとんどありませんでした。
今思い返すと私も、学歴、金、社会的ステータスを得るためにたくさんの貴重な時間を費やしてしまいました(泣)
支配層は人々から、命、健康、金、幸せだけではなく、時間まで奪っています。
忙しいと物事を深く考えたり、自分の内面と向き合ったりする余裕もなくなります。
そして目の前のやるべきことに追われているので、全体を俯瞰的に見る余裕もなくなり視野もどんどん狭まっていきます。
「忙」という漢字は「心を亡くす」とどこかで読んだことがありますが、今多くの人たちが心を亡くしているのではないでしょうか。
また、ほんのわずかな時間も、4S政策にまんまとのせられ、テレビ、メディア、ネット等に時間を奪われている人たちがほとんどです。
4S政策は精神性を劣化させるだけではなく、ムーンショット計画に誘導するために、スクリーン(2次元)に意識を閉じ込める仕掛けもされています。
このように、人は忙し過ぎても精神的な成長ができなくなるのです。
忙しいと支配層に目がいかなくなるのは当然です。
私はうつ病で休職し、時間に余裕ができたときに、初めて支配層の存在や社会毒を知ることができました。
こんなに忙しいのはどう考えてもおかしいのです。
奴隷社会から自立しない限り、忙しさからは解放されません。
奴隷社会から自立し、将来自由になれるのなら、時間とエネルギーを費やす価値がありますが、
支配層に従い、偽の価値(学歴、金、社会的ステータス)を得るために、日々時間とエネルギーを費やしても、自由になれるどころか、幸せからはどんどん遠ざかるだけなのです。