よくパワハラやイジメが原因で自殺したニュースが流れますが、そういうニュースを聞くたびに、胸が締め付けられるぐらい苦しく悲しく悔しい気持ちでいっぱいになります。
会社員時代の私もパワハラを受けている時は、生きるのがしんどくてしんどくて、自然にこの世からいなくなりたいと何度も思っていたのでその気持ちが痛いほどわかります。
なぜ人は死を選んでしまうのか・・・
私の経験から言わせていただくと
それは今自分がいる場所(学校、会社等)が人生の全てだと思い込んでいるからです。
なので、永遠とこのつらくて苦しい環境から逃れられないと思い込んでしまうので、人生に絶望してしまうのです。
さらにこんな目にあっている自分はダメな人間なんだと自己否定感でいっぱいになってしまいます。
精神的に追い詰められると、不思議と視野が狭くなり、生きていくうえで、会社以外に選択肢があるなんて想像もできなくなります。
加害者に反撃するどころか、今いる場所から逃げようとする発想さえもわかなくなります。
今の状況が良い方向に変わらないか、願うことしかできなくなり、なにひとつ行動を起こせなくなってしまいます。
自分の経験上、かばってくれる人や助けてくれる人もめったにいないので、待っているだけでは状況は変わりません。
自分自身が壊れる前に、学校や会社に行かなければいいのです。
責任感が強くて真面目な方にとっては、逃げることに罪悪感を覚えてしまうかもしれませんが、自分が苦しんでいるのを助けてくれない学校や会社に気を遣う必要はありません。
世界は広いので、学校や会社以外にも様々な選択肢や、居場所はたくさんあります。
例えば
学校の場合は、転校する、通信制にする、大検をとる、学校に行くのをやめる等
会社の場合は、部署異動、転職、フリーランスになる、起業する、自給自足をする等
またセミナーや講演会に行ってみたり、リアルの場ではなくてもブログやsnsで自分と同じ価値観の人たちと交流を持ったり、自分がいる世界を広げてみてください。
そして、どんなにつらくて苦しくても決して自分の命を絶ってはいけません。
それだけは心に誓ってください。