【小説】ブラック企業もタジタジのブラック社員の報復③

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オキは貨幣制度をつくったのも支配層であることを知りました。

支配層はお金を無限に刷る権利を持っているので、人々がお金を追い求め、お金に依存すればするほど支配層の力が強大化します。

支配層は各国を支配している子分たちにはそれぞれ巨万の富を与えることで、子分たちに忠誠と服従を誓わせていたのでした。

支配層の子分たちは全員サイコパスなのか良心の欠片もなく、巨万の富さえ与えておけば裏切る事は無いのです。

支配層は当初は人類を家畜としてこき使っていましたが、人口が増えすぎたので今では社会毒をばらまいたり人工的に災害を起こし人口削減を企んでいます。

当然、日本も支配層に牛耳られ、政府や政治家も支配層のパシリに過ぎず、テレビや新聞、メディアは支配層にとって都合の良い情報しか流しません。

唯一の娯楽だと思っていたテレビは何と人々を誤誘導するための洗脳装置だったのです。

オキは社会という名の巨大なオリの中で、自分が支配層に飼われている家畜であること、そして人口削減の対象にされていることに気がつきました。

支配層がばら撒いている毒は主に、農薬、添加物、化学物質、遺伝子組換え、薬、放射能、電磁波、ケムトレイル・・・

人々に気づかれないようにじわりじわりと病人を増やし、人口削減をするのが狙いです。

寝たきりのお年寄りや杖をついて歩くのがやっとの年配の人たちが大半を占めている中、無農薬野菜を食べている農家のお年寄りや、支配層のパシリである政治家は、高齢でも若者並みに元気なのは、こういうことかと、オキは思いました。

まずは病気の原因である社会毒を避けたり、悪習慣(睡眠不足、ブラック労働、ストレス、暴飲暴食、酒の飲み過ぎ、運動不足)をやめるだけでも病気にはならないのに、

人々は病気の原因には目を向けず、少し体調が悪いだけですぐに病院や薬に依存し、免疫力や自然治癒力を低下させ、ますます病気になりやすい身体にされています。

病院や薬は病気を治してくれる慈善事業ではなく、支配層の傘下である製薬会社がボロ儲けするためのビジネスなのです。

オキはなるべく社会毒を避けることにしました。

少し体調が悪いだけですぐに風邪薬を飲んでいたことも反省しました。

また支配層は人々が従順な奴隷になるように、様々な仕掛けをしていました。

学校教育では自分の頭で考えさせたり、現実を見て自分で確認させることはほぼ皆無で、教科書の内容を丸暗記させることで、与えられた情報のみを暗記し、与えられた情報以外のものには目を向けられない人たちを増やしたり・・・

人々から分析力や思考力、想像力を奪うための支配層の罠でした。

オキは会社の同僚たちが、理不尽な規則やルールにも疑問を持たず、自分より上の立場の人から言われれば従い、深く考えずに言いなりになっている理由がようやくわかりました。

また4S政策で、人々に他力本願を植え付けることで、問題が起きても原因を突き止めようとせずに「人、モノ、お金」に依存し、悪しき結果だけを他力で何とかしようとする無能な人たちを増やしたり、

また、学歴、社会的ステータス、年収、容姿など人間の本質とは全く関係のないものに価値があると信じ込ませることで、それらを追い求めさせ、競争意識を植え付けて人々を分断させたり、

このような奴隷社会のオリの中で、普通に生きていると自分の頭で考えられず、愛、優しさ、思いやりとは無縁のロボット人間にされてしまうとオキは身震いしました。

支配層の最終目的は世界の人口を5億人にした後に、人類にマイクロチップを埋め込み、2050年までにムーンショット計画を達成させるのを企んでいることも知りました。

内閣府も堂々と掲げていました(ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

人間の意識だけがバーチャルの世界に閉じ込められ、そこで監視・管理され、意思までコントロールされる未来になりかねないのです。

映画「マトリックス」のような世界です。

もしこれが現実になったら人類の生きる意味が本当になくなってしまうと、オキは思うのでした。

オキは支配層に関しての情報を全て鵜呑みにせずに、今までの人生や出会った人たちに当てはめて考えた結果、全くその通りであることに気がつきました。

オキは最初はブラック企業を潰すことばかりを考えていましたが、ブラック企業の正体はただの支配層の傘下の企業であることがわかり、本当の憎き敵は支配層だったのです。

つまり支配層を潰せば、ブラック企業も自然に潰れるので支配層を潰す計画を立てることにしました。

オキは以前、ブラック企業に報復する方法は全員でブラック企業を辞めることだと思っていたのを思い出しました。

当初は自分がフリーランスで成功し、ブラック企業よりも自由に稼げることをみんなに広め、会社を辞めさせることを計画していましたが、それと同じことを支配層にもすれば良いと・・・

つまり全員で支配層の奴隷社会のオリから脱出し、支配層に従わなければよいのです。

オキが休職している間、コロナウィルスがテレビで騒がれ始めました。

オキはコロナは茶番で、支配層が毒ワクチンで人口削減を企んでいるのだと思いました。

続きます。→【小説】ブラック企業もタジタジのブラック社員の報復④

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