私たちは知らず知らずのうちに幼い頃から、ロボットのようにプログラミングされています。
その内のひとつとして「お金儲けが人生の目的だ」とプログラミングされています。
一流大学に入って大企業に就職してお金を得ることで、周囲からも賞賛され、将来安泰に暮らせる。
世間ではお金持ちが評価される価値観が浸透しているので、ほとんどの人たちが疑問を持たずに、将来のお金儲けのために、やりたくない勉強、役に立たない勉強をしてきました。
これらがプログラミングの正体だったのです。
そしてプログラミングされていることには全く気づかないままプログラミング通りの人生になってしまうのです。
中にはプログラミング通りに生きない人もいますが、そういう人たちは周囲から浮いて奇人変人扱いされたりします。
私たちのほとんどがプログラミングされたロボットのように動かされています。
果たしてプログラミング通りに生きても、心は満たされ、幸せに生きれるのでしょうか?
私の場合はNOでした。
それは私自身が身をもって体験しました。
(過去記事:大企業に就職しても豊かで幸せに暮らせるとは限らない)
それに気づいてからは自分の中の余計なプログラミングを自力で消していきました。
さらに他の人たちがどういったプログラミングをされているのかも段々見えるようになっていきました。
見てきた限り、ほとんどの人たちはお金、モノ、社会的ステータスを得るようにプログラミングされています。
なのでお金、社会的ステータスに過剰反応するのです。
しかし冷静になって考えてみてください。
それらを追い求めるだけの人生は、自分の人生を生きたことにはなりません。
生まれる前に社会からプログラミングされた人生を歩むことを決めてきたはずがありません。
まずは自分だと思わずに、自分を一体のロボットに置き換えてみてください。
自分というロボットは心の平安とは真逆の余計なプログラミングをされていないかを隅々までチェックしてみるのです。
すべてを書き出していくことをおすすめします。
そして心が満たされないプログラミングを見つけたら、削除していきましょう。
プログラミングされている人たちが抱える悩みはお金、社会的ステータス、モノを得られないことにより、発生している悩みばかりなのです。
例えば
① お金を得られない悩み
- 一流大学に入れない
- 出世できない
- 大企業に就職できない
- 事業で成功できない
- 大金持ちと結婚できない
② 社会的ステータスを得られない悩み
- 一流大学に入れない
- 出世できない
- 大企業に就職できない
- ビジネスで成功できない
- 有名になれない
③ モノを得られない悩み
- モノを買うお金がない(①に戻る)
本来は悩まなくてもよいことでも、プログラミングが原因で悩んでいるだけなのです。
余計なプログラミングを削除できたら、悩みやストレスも同時に消えます。
それから自分の中にいる魂の声に耳を傾けてみてください。
自分の魂と会話をするのは難しいかもしれませんが、自分の使命とは「時間を忘れるほどやっていて楽しいこと」だと思っています。
厳しい現実の中で自分の心の声に耳を傾けてみてください。
今の生活を無にしろと言っているのではありません。
自分の心に素直に生きていけるものを一つでもいいので見つけてみてください。
そうすることで心の平安が得られ、幸せな気持ちで過ごせます。