会社員時代の初対面の人たち、他所で顔見知りになった人たちのほとんどが以下3点を聞いてきました。
- 出身大学
- 職業
- 年齢
ほとんどの人たちが、まるで示し合わせたかのように同じことを聞いてきます。
このことから、ほとんどの人たちは社会的ステータス、(年収)、学歴、若さにこだわっていることがわかります。
なぜ、人々はその3つにこだわるのでしょうか。
出身大学と職業を知りたがることに関しては、多くの人たちが幼い頃から学校教育で刷り込まれた価値観からきているのではと思いました。
小さい頃からテストの点数で競わせられ、勉強ができるのが優れた人物だと洗脳され続けています。
そして一流大学に入り、大企業に就職するのが人生の勝ち組だと刷り込まれているので、そんなことにこだわってしまうのです。
出身大学や社会的ステータスでその人間の価値を決めているのだとしたら寒々しいです。
また無意識のうちに自分より優れた人間なのか自分より下の人間なのか頭の中で序列を作っているのなら悲しいです。
人間は皆平等です。
自分より優れている、もしくは自分より劣っていると考えること自体が間違いなのです。
また年齢については女性から聞かれることが多いのですが、若いことに価値があると思い込んでいるみたいです。
若さばかりにこだわると毎年イヤでも歳をとるので人生つらくなるだけです。
確かに若いと転職、結婚に有利だったり、体力があったり、頭の回転が早かったりと良い点もありますが
歳を重ねても良いことはあります。
私の場合は歳を重ねるたびに、過去に気づかなかったことにでも気づくようになったり、毎年、自分の成長を感じられることが多々あるので最近は歳を重ねるのが嫌ではなくなりました。
学歴、社会的ステータス、若さ等の外的価値を求めるだけの人生は苦しいだけだと思います。
何かを追い求めることで人生が苦しくなるのなら、思い切って追い求めるものを変えてみてはどうでしょうか。
外的価値ではなく、自分の心が満たされることを追求していけば、心の平安を得られ、幸せに生きられます。
そして学校教育で刷り込まれた古い価値観をみんなが手放せる日が来ることを願ってやみません。