趣味がお金に変わると苦悩に変わる

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今回は貨幣制度がもたらす悪影響のひとつを記事にしてみました。

たとえば自分の趣味や好きなことは、最高に楽しいし没頭し集中することで幸福感や満足感を得ることができます。

しかし同じことを商売にした場合、責任感やプレッシャー、金銭に囚われてしまうので、どうしても苦悩や苦痛を伴ってしまいます。

弟は小さい頃から絵を描くのが大好きでしたが、売るための絵は楽しんで描けないので結局画家になるのをやめ、美術のスキルを活かせる会社に就職しました。

母は裁縫や編み物が趣味ですが、いざ売るとなると完璧に作らなくてはならないので、きっと楽しく作れなくなると言っています。

また、オーガニック農園の知人は家庭菜園は楽しいけれど、商売のための農作業は辛いと言っていましたが、私も同感でした。

虫食いやカビ、少し形が悪い野菜は売り物にならないので、土の水分量や肥料の量、ビニールハウス内の温度調整、虫対策、カビ防止などのあらゆる対策が必要になるのでものすごく神経を使います。

しかし自分たちが食べるための野菜を作る場合は、失敗しても損害にならないし、虫食いでも形が悪くても食べられれば良いので神経を使わずに楽しみながら作ることができます。

農業は大変だというイメージがあるかもしれませんが、あくまでも商売にしているから大変なのです。

身近な一例を挙げましたが、もし貨幣制度が廃止されたら、衣食住に関する労働だけが残るので、多くの人たちが余暇を楽しめるようになります。

そうなると寝食を忘れるほど没頭できる趣味や楽しいことに時間を使えるようになるかと思います。

お金を得るための労働ではないので、心の奥底から楽しみながら、いろいろなものを生み出せるようになるのではないでしょうか。

人が楽しみながら作ったものには良いエネルギーがたくさん入っています。

そして今、世の中に出回っている以上の傑作品がたくさん生まれるような気がしてなりません。

そんなことを想像すると、貨幣制度をなくしたいと心底思いますが、貨幣制度をなくす事は決して夢物語ではないと思います。

まずは身近な人たちで、お金不要の物々交換マーケットを開いて、お互いに不要な物の交換をすればよいと思います。

何かを直せるスキルのある人は必要なものを貰う代わりに無料で直してあげたり、

人々がそれぞれの得意分野を活かして、物々交換をしながら、協力し合えるようになれば、お金への依存率を急激に減らすことができます。

それが世の中に少しずつ広がっていけば、無駄な生産や無駄な労働、無駄な消費、無駄な廃棄もなくなっていき、お金で支配している支配層の力が弱まります。

私がいつも学ばせていただいている【地球丸ごと救いたい】ゆたかブログさんの貨幣制度を廃止すれば、こう変わるを読むと、貨幣制度がいかに人々を苦しめているかがよくわかります。

ぜひ読んでいただきたいです。

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