スピ系の教えの中に「ポジティブになると、ポジティブな現実が引き寄せられる」
「夢が叶ったイメージをすれば、それが現実になる」という教えがありました。
しかし、自分の過去の出来事を振り返ってみたところ、必ずしもそうではありませんでした。
就活時の私は、大企業からの内定を全く期待してなかったので、内定をもらうイメージは皆無でした。
ましてや大企業で働くイメージなど想像すらできませんでした。
とにかく専攻していた分野が活かせる会社を下手な鉄砲も数打ち当たれ状態で、手当たり次第、応募しまくっていたのが現実でした。
それよりも内定をもらえなかった場合は、水商売で食べていくことを考えるようなネガティブなイメージをしていました。
しかし水商売は、歳をとったら経営者にならない限り需要がなくなるので、どこか一社だけでも内定をもらえればありがたいと思っていました。
就活でやったことと言えば、企業研究、自己分析、エントリーシートを何度も何度も書き直したり、SPIの勉強、面接練習…
就活中は毎日が針のむしろで、不安と戦いながら内定をもらえるための努力をひたすら頑張り続けていました。
ポジティブな気持ちにはなれず、むしろマイナスなことばかりを考えていましたが、努力だけはしていました。
しかし、毎日ネガティブな気持ちでいっぱいの中で大企業から内定をもらいました。
たとえマイナス思考でいても、望む結果に繋がる行動と努力をすれば、望みは叶う場合もあるのです。
その後、会社員時代に「ポジティブになると、ポジティブな現実が引き寄せられる」と言うスピ系の教えをネットや著書で読んで真に受けていた時期がありました。
いつか仕事が楽しくなるとイメージしたり、無理矢理ポジティブになったりしていた時期もありましたが、現実は一ミリも変わらず、仕事が楽しくなることはありませんでした。
この経験より、無理にポジティブになったり、望む結果をイメージしたり、夢が叶ったつもりで毎日を過ごすだけでは現実は何ひとつ変わらないことがわかりました。
たとえネガティブな気持ちでも、望む結果に繋がる行動と努力をした方が、夢が叶う確率は高いのです。
支配層がいなくなった世界をイメージしながら毎日ポジティブな気持ちで過ごしても、何もしなければ現実は何も変わらないのです。
現実では、コロナ茶番による貧困化や💉による人口削減、食料品の値上がり、環境破壊、戦争…どんどん悪い方向に向かっています。
支配層の支配から脱却するためにはポジティブな世界をイメージするのではなく、支配から脱却するための行動をするしかないのです。