お金は人を無能にする

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過去の私はお金があれば、自分の望みが魔法のように何でも叶うので幸せになれると勘違いをしていました。

その当時の知り合いで実家が大金持ちの人が、日常生活の面倒なことを全てお金を払って代理でやってもらっていた話を聞いて、ウケた反面、楽ができるのでいいなと思っていました。

その人は、親元を離れ一人暮らしをしていましたが、食事は自炊をしたことはただの一度もなく、全て外食や既製品で賄い、

掃除はおろか、ゴミをゴミ袋につめることも出すこともしないので、部屋中がゴミまるけになり、足の踏み場も寝る場所もなくなると、定期的に掃除業者を呼んでゴミ処理や掃除をしてもらっていたそうです。

引っ越しの際も、業者に荷造りや荷解きを全てやってもらうコースにして、自分は貴重品を持って引っ越し先に移動するだけだったそうです。

普段からその人は面倒くさいことは何ひとつしないと豪語していたので、その話を聞いていた人たちは誰もがウケて大爆笑していましたが、

その反面、私と母は二人とも体調が優れない中、しんどい思いをしながら、引っ越しの荷造りと荷解きで苦労した経験があったので、何もしなくていい引っ越しの話を聞いた瞬間、

大金持ちは、こんな苦労をしなくてすむのだと思いました。

しかし、今思い返すとこれこそが支配層の罠だったのです。

後になって、お金に依存をすればするほど何もできない無能な人間になっていくことに気づかされました。

何でもかんでも「自力」ではなく、「お金」に依存をすればするほど

自力では何もできない
自力では何も解決できない
嫌なことから避け続ける癖がつく
わがままでストレスに弱くなる 
忍耐力、根性がゼロになる

このような人間になっていくのです。

やりたくない事をお金を払って誰かにやらせたり、困ったことがあってもお金で解決してばかりでは、自分の内面の財産や経験は少しも増えません。

ネットでも「お金を稼ぐスキルさえ身につければ、ある日突然貯金がゼロになっても、すぐにお金を増やせるので余裕で生きていける」と豪語しているインフルエンサーもいますが、

ある日突然、お金の価値がなくなったら、お金を稼ぐスキルなんて生きていく上では何の役にも立たないのです。

お金は支配層が作ったツールに過ぎないので、未来永劫、その価値が保証されているわけではありません。

改憲で財産を没収されたり、ハイパーインフレや大災害によりお金の価値がなくなった瞬間、お金に依存してきた人たちほど、生きるのが苦しく大変になるのです。

誰かが作った常識やルール、ツールを盲信してはいけません。

どんな時代でも永遠に通用するもの、そして信じられるものは法則(真理)だけなのです。

私がいつも学ばせて頂いている【地球丸ごと救いたい】ゆたかブログさんの目覚め小説【昨日の常識は今日の非常識】は社会が崩壊したら、お金、地位、学歴、容姿などは一夜にして無意味なものに変わり、

今までお金に依存してきた人たちは、何も出来ないが故に飢え死にする危機感も伝わってきます。

人が生きる上で本当に必要なのは、生きるために必要な知識やスキル、高い精神性であることを教えて下さっています。

小説として読むのではなく、これからの時代、現実に起こり得ることかもしれないと他人事にせずに読むことが大切だと感じました。

ぜひ読んでいただきたいです。

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