今の世の中は人を使う人ばかりが富を得て、現場で身体を酷使しながら苦労して働いている人たちが雀の涙ほどの給料である大変理不尽な世の中です。
特に派遣会社などの経営者は、社員を監視管理するだけで、派遣社員が汗水垂らして稼いだお金を中抜き搾取するという狂った世の中です。
また、人が生きる上で無くても困らない職業に限り給料が高いのです。
年収で職業を決める人たちが大半を占めているので、生活に必要な知識やスキルを身につけることに目を向ける人はほとんどいません。
しかし、それこそが支配層の罠なのです。
支配層にとって、生きていく上で必要な知識やスキルを持つ人たちが増えることは脅威なのです。
お金がなくても自力で生きれるようになれば、上のものだけが得をするようなピラミッド社会にいるのが馬鹿馬鹿しくなり脱却してしまうからです。
誰もが支配層を無視し、自給自足生活をするようになったら支配できなくなるからです。
そうさせないために、生活に欠かせない職業に限り、給料を安くし価値を持たせないようにしています。
さらに、学校教育で生きていく上で全く役に立たない知識ばかりを脳みそに詰め込む罠を仕掛けています。
また、貨幣制度のせいで複雑な社会システムになっています。
税金や保険料の計算は複雑でわけわからなくしていますが、そのようなものを理解しても生きていく上では何の役にも立ちません。
お金の価値がなくなった世界を想像してみてください
生きていく上で無くても困らない職業の人や派遣会社のように人が稼いだお金を中抜きしている人たちは、お金という紙の束を沢山持っていても、何もできないが故に無力のまま衰退していくのです。
逆に生活に必要な職業に就き、現場で汗水垂らして働いている人たちが、引っ張りだこになり羨望の眼差しで見られることになるでしょう。
今回の移住では痛いほどそれを痛感しました。
農作物を育てる知識とスキル
家を建てる知識とスキル
水道管を工事する知識とスキル
電気工事の知識とスキル
重い荷物を持ち上げたり運ぶ力
トラックで狭い山道を運転するスキル
雨樋や屋根を修理するスキル
傾斜面に土盛りをするスキル
生活用品をつくる知識とスキル
電化製品や車をつくったり修理する知識とスキル
… etc
上記の知識とスキルは今の社会の常識に染まっている人にとってはうらやましいと感じないのかもしれませんが、お金の価値がなくなったら、それらの知識とスキルはものすごい価値があることに初めて気がつくと思います。
そして必要以上にお金を追い求めてきた人は、いかに自分が無駄で愚かなことをしてきたかを痛感することになるでしょう。
お金は自分の内面を決して豊かにはしてくれません。
お金の亡者ほど人間性が劣化し、心が満たされないので、本当の幸福感を味わうことができないのです。
今現在は物価がかなり上昇し、お金の価値が下がってきています。
これから先、価値観の大逆転が起こるかもしれません
せめて人に提供できるスキルを1つでも身に付け、スキルを持っている人たちとお互いに協力し合う事はとても大切だと思います。
そのためには人間関係を良好にするスキルも大切です。
人間関係を良好にするには愛、優しさ、思いやり、気遣いと感謝、相手の視点に立って考える能力は欠かせません。
また、人に依存したり誰かを利用することばかり考えていると、いざというときは誰も助けてくれません。
誰かに何かをしてもらったら、当たり前にならずに感謝の気持ちを伝えたり、お互い様の関係を持つことが大切なのです。