選挙や政治に期待している人たちを見ると、自分以外の何者かに政策を決められ従わされ支配されることに違和感を感じないのか?と思ってしまいます。
(過去記事 選挙は無意味無駄なだけではなく人々を他力本願にする)
かくいう過去の私も、支配層という悪者を倒して平和な世の中にし、人々が幸せに暮らせる政策を考えてくれる救世主を待ち望む他力本願そのものだったので偉そうな事は言えません。
私の場合は子供の頃、大好きだったドラゴンボールZに知らず知らずのうちに他力本願を植え付けられていたのかもしれません。
ドラゴンボールZの世界では、次から次へと強敵が現れますが悟空が1人で敵を倒すことがほとんどです。
他のキャラクターは縁の下の力持ち的な役割はありますが、みんなで協力して敵を倒すシーンはほとんどありません。
人造人間・セル編以外は悟空だけがダントツに強いのです。
もっと脇役キャラにも活躍の場を設ければ面白いのにと、後になって思うようになりました。
そのようなアニメを見ていると、大変な世の中になっても、知らず知らずのうちに悟空のような救世主が現れるのを期待する他力本願になってしまうのかもしれません。
トランプやプーチンに期待している人々のように、過去の私は、支配層の存在を知ったときも、自分は何一つ行動を起こす気はなく、ひたすらプーチンが支配層を倒すことに期待しているだけでした。
他力本願になると、期待して待つだけになるので、思考力、想像力、創造力、行動力が奪われます。
自分の人生なのに、自分を救う救世主がなぜか赤の他人になってしまうことにも違和感を感じなくなるのです。
ドラゴンボールZのように、たった一人の主人公が世界を救うストーリーではなく、一人ひとりがこの世界の主人公という意識を持ち、自分のベストを出し尽くし、その力が集結して巨大な力となり、世界を救うといったストーリーの方がずっと感動的で素晴らしいストーリーになるのにと強く思います。
今回は大好きだったドラゴンボールZの例を出しましたが、何気ないアニメや映画、ドラマでもそういった他力本願を知らず知らずのうちに植え付けられるような4S政策にはうんざりします。
4S政策は人々に他力本願を植え付けるだけではなく、行動力、思考力、想像力、創造力を奪い、さらに敵討ちや悪を倒して解決といった愛のない行為に走らせます。
(過去記事 ドラゴンボールZから植え付けられた思考)
テレビや映画、アニメ、ゲームに影響されないようスクリーンから距離を置きつつ、自分の言動と行動に愛があるかないかを常にチェックしながら現実での体験を増やし、自分の内面を豊かにしていくことが大切です。
これからさらに大変な世の中になっても、自分自身の内面が豊かでさえあれば、全て乗り越えられると強く思います。
一人ひとりが支配層が作った社会システムやお金に依存せず、支配層に従わなければ支配層のさまざまな悪事を阻止することが出来ます。
【地球丸ごと救いたい】ゆたかブログさんの無血革命をするには、依存率を減らして自給率を上げることは、奴隷社会への依存率を減らし、生活自給率を上げる方法を教えてくれています。
ぜひ読んで頂きたいです。