学校教育は考える力も身に付かないし、現実から学ぶ大切さも教えてくれない

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小学2年生の頃の私は、つるかめ算の解き方を誰にも教わらなくても自己流で解くことができていました。

算数の公式を教わっていないので問題文を読み、それをイメージしながら図に書いて、自分の頭で考えた自分独自のオリジナルの解き方で答えを出していました。

その頃の私はつるかめ算を解くのが楽しくて算数が大好きでした。

しかし、中学生の頃から、数学の公式を習うようになってから、問題文を読んでも、機械的に頭の中に詰め込んだ公式を引っ張り出して、その公式に当てはめて解くようになりました。

公式が生まれた背景や経緯を理解することもなく、公式を暗記することに力を注ぐようになっていました。

その頃から好きだった数学がだんだんつまらなくなっていきました。

数学とは限らず、他の教科もほとんどが暗記ものばかりです。

教科書に書いてある内容が事実なのか、今なら検証してみたいと思いますが、当時は無思考に暗記するのが当たり前になっていました。

さらに自分の生活と直結しない知識が多いので現実感がわかず、興味も持てませんでした。

しかし学校の勉強がつまらなくても、今ここで頑張れば、将来良い大学に入って、良い会社に就職でき、一生安泰だと信じこまされているので、歯を食いしばりながら勉強するのが当たり前になっていました。

テストもいくつかの選択肢から正解を選ぶ選択問題や自分で解答を記入する問題でも、あらかじめ決まった解答を書かなければバツにされるので、

与えられた選択肢の中から選ぶのが当たり前になり、自分で考えずにあらかじめ暗記した内容を頭の中から引っ張り出す癖がついてしまっていました。

暗記は頭を良くするどころか、むしろ思考力が奪われていることを後に知ることになりました。

自分の頭で考えるのではなく暗記した内容を頭から引っ張り出すだけなので、自分で考えたことにはなりません。

ちなみに今は必要な時にネットで検索できる時代なので、暗記する時間は無駄な時間になってしまいます。

また暗記は知識を脳みそに詰め込むだけなので、パソコンに例えるとファイルをダウンロードした状態なので自分のものにはなっていません。

※ダウンロードはファイルを自分のパソコンやスマホにコピーすること

自分の実体験から学ぶことで、初めてインストールできて自分のものになるのです。

※インストールはパソコン(スマホ)上でアプリやソフトを使える状態にすること

学校の勉強は創造力を鍛えられない左脳ばかりを使う教育にさせられています。

そんな学校教育の影響を受けてか、支配層が流す新聞、テレビ、マスコミ、ネットの偽情報を何の疑問も持たずに無思考に受け入れる人たちがほとんどです。

特に高学歴の人たちは厳しい受験勉強を耐え続けただけあって、確かに集中力と忍耐力は半端ありませんが、

支配層の流す情報をそのまま鵜呑みにし、支配層の存在を全く信じない人たちが多いのも確かです。

いくら記憶力や理解力が優れていても、現実を見ようとせずに、政府、新聞、テレビ、マスコミ、ネットの情報を鵜呑みにし、洗脳されている人々を支配層は都合の良い奴隷ロボット人間の出来上がりと喜んでいることでしょう。

そうならないためにも、人から与えられた情報を鵜呑みにして、やみくもに暗記するのではなく、自分に起きた現実の出来事から何をどれだけ学べるかが大切なのです。

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