他者のお金や物を奪う行為を泥棒と言いますが、他者の大切な時間を奪う行為も時間泥棒になります。
特に支配層は人々が無駄で無意味なことに時間を費やすよう仕向けている時間泥棒です。
支配層が『お金』という紙切れに多大な価値をつけたことにより、ほとんどの人たちは、少しでも偏差値の高い学校に入り、学歴を手に入れ、給料の高い有名企業に就職し、社会的ステータスを手に入れ、裕福な生活を送ることを目指しています。
そのために、学校の勉強が興味のない内容であっても、生活の役に立たない内容であっても、無理やりそれらの知識を頭にたたき込むのに、莫大な時間を費やしながら必死にガリ勉し、自由な時間を奪われているのです。
特に中学生になると、学校の教科書だけでは偏差値の高い高校に入るのが難しいことがわかり、ほとんどの子供たちが、学校が終わると塾に行くことで、さらに自由な時間を奪われています。
中学生の頃、学校の先生が塾の先生並みに教え方が上手であれば塾は必要ないのに!と単純に思っていましたが、
学校の授業だけでは受験戦争で勝ち上がれないようにした支配層の思惑が見え隠れしています。
子供たちだけにとどまらず、子供の塾代を捻出するために、お母さんたちはパートで働き、塾の送迎などでも、親子共々多忙にさせられています。
本来なら手作りの美味しいご飯を作る時間があるはずなのに、多忙なゆえに、食事は添加物まみれのお惣菜や冷凍食品に頼ることで、健康にも害を及ぼしています。
競争で勝ち上がるために莫大な時間を費やし、たとえ努力が実を結び、学歴、社会的ステータス、お金を手に入れ、裕福な暮らしができるようになっても、生活のほとんどをお金に依存している限りは奴隷社会のオリの中の奴隷なのです。
お金は食べられないことに気づかず、お金さえあれば、未来永劫安定した生活を送れると本気で信じている人がほとんどですが、確かに今現在はお金さえあれば、食べ物を買えるので飢えることはありません。
しかし、今後さらに物価上昇によりお金の価値が下がったり、戦争や食糧難でお金の価値がゼロになったら今までの努力は水の泡になってしまいます。
本当に努力すべきことは、お金がなくても生きていける生活スキルと知識を身につけることなのです。
また、支配層は人々にスマホやネット、テレビを与えることでも人々から莫大な時間を奪っています。
支配層の狙い通り、スマホやネット、テレビなどの二次元媒体に時間を費やせば費やすほど、物理的に現実を過ごす時間が減ってしまいます。
たとえネットで沢山の知識を得ても、現実でさまざまな体験を積み重ねなければ人間的な成長にも繋がらず、望む結果に繋がる行動を起こさなければ現実は何も変わりません。
あくまでも必要な情報を得るためにネットを利用するという意識に切り替え、現実で望む結果に繋がる行動を起こすことが大切です。
また、支配層以外でも時間泥棒をしている人もいます。
愚痴や不満、自慢話など、自分が話したいことだけを一方的に長時間話し続けるなど、相手の気持ちや都合を考えない人も時間泥棒になります。
人間関係を良好にするには、どんな状況でも常に相手の立場に立って考えることは欠かせません。
他にも時間泥棒になる例としては、
相手の都合を考えずに寂しさを紛らわせたり、暇な時間をつぶすために頻繁に会いたがる人
待ち合わせ時間に平気で遅れる時間にルーズな人
無駄で無意味な指示を出す人
人の噂や悪口ばかりで何の生産性もない飲み会
人に物を売りつけるためにセールストークを永遠と捲し立てる人
自分のミスにより相手の多大な時間を奪っていることに悪びれない人
一方的に人を利用する人
人に依存ばかりしている人
人を苦しめる人(いじめ、セクハラ、パワハラ、モラハラ…etc)
…etc
誰かに避けられたり、誘いを断られたり、縁を切られた場合、相手を恨むのではなく、相手に不快な思いをさせていなかったか?相手を苦しめていなかったか?相手の時間を一方的に奪っていなかったか?と振り返ってみることです。
とくに多忙な日々を過ごしている人にとって、時間は何よりも貴重なのです。
どうしても自分のために時間を割いてもらいたいのであれば、一方的に相手の時間を奪うだけにならないよう工夫したり努力することです。
大切なのは、相手に時間を割いてもらう=相手の時間を頂いているという自覚を持つことです。
そのためには誰かと接する際の自分の行動と言動の動機は、
愛、優しさ、思いやり、感謝、気遣いから出たものだろうか?
依存、他力本願、他責思考、自己中、欲望、不安、不足感、焦燥感、恐怖、執着心、私利私欲、嫉妬心から出ていないだろうか?
と常に自分を客観視し、自分を律していくことが大切です。
人のことは客観視できても自分のことは客観視できないものです。
特に未熟な人と比べて、今の自分は完璧だと思い込むと、なかなか自分の改善すべき点が見えなくなります。
完璧な人間など、この世にいません。
人それぞれ、物事の捉え方や考え方も異なれば、得意分野、不得意分野があるのです。
なので、誰かと接するときは、お互いに役に立つ情報や教訓、知恵、考えなどを出し合いながら切磋琢磨し合い、それぞれの得意分野で助け合えば、貴重で素晴らしい時間になります。
今は支配層に従っていたら生き延びられる時代ではなくなってきていることを多くの人たちに気づいてほしいです。
物価上昇により食料品の価格が高騰し、コオロギ食などの毒食品が出回っている現在、食料の自給など生きるために必要なスキルを磨いていくことは物凄く重要だと思います。
生きるために必要な知識やスキルを身につける努力は決して無駄にはなりません。
どんな時代でも通用し、決して奪われることのない内面の財産を豊かにすることに、時間を使っていきたいものです。
まだまだ未熟な私ですが、貴重な時間を割いてブログを読んで下さる方々の時間泥棒にならないよう、少しでもお役に立てるような記事を書けるよう努力していきたいと思います。
PS
暖かくなってきたので、庭にブルーベリーの苗を植えてみました。
植えた後に、雪や霜が降り、焦りましたが、ブルーベリーの苗は寒さに強いのか無事でホッとしました。
ブルーベリーは目に良さそうなので、収穫が楽しみです。
家の近くにはフキノトウやカンゾウが沢山、はえています。
野草は無農薬、無肥料、無料である上に、育てる手間暇もかからないので、自然の恵みには本当に感謝です。
フキノトウの味噌和えを作りました。ほろ苦さが好きです。
カンゾウを酢味噌和えにして食べたら、柔らかくてめっちゃくちゃ美味しかったです。
以前、丈がかなり伸びているカンゾウを食べたことがありましたが、少し歯応えがあり固かったのを覚えています。
伸びきる前のカンゾウの方が柔らかくて、美味しいです。
皆様の近くに野山があったら、ぜひフキノトウやカンゾウを探してみてください。
※ カンゾウはスイセン(毒草)と似ているので、気をつけてください。茎の途中から葉が分岐して生えているのがカンゾウで、全ての葉が根本から生えているのがスイセンです。