どんなに素晴らしい情報、素晴らしい教えを受けても、受け取る器がなければ、その教えを自分の内面の財産にはできません。
素晴らしい啓蒙書を読んでいるはずなのに全く身になっていなかったり、同じ書籍を読んでも人によって受け取り方がそれぞれ異なるのも、精神年齢や思慮深さ、物事の捉え方など、人それぞれ違いがあるかもしれませんが、その違いも経験値の差が大きいような気がしてなりません。
会社を退職するまでの私は、朝から晩まで働く奴隷ロボットそのものでしたが、二次元の世界に浸る時間はほとんどありませんでした。
そのため、後に奴隷ロボット人生で経験した出来事や、さまざまな人たちとの出会いから教訓を得ることができました。
当時は辛く苦しく生きるのがしんどく、負の感情だけで生きていましたが、後にそれらが大きな教訓になりました。
もし、私が現実逃避をし、二次元の世界だけに浸っていたら、どんなに素晴らしい啓蒙書を読んでも、その内容は表面上しか理解できず、人生の教訓や自分の内面の財産にすることができなかったかもしれません。
たとえ奴隷ロボット人生であろうと現実での体験はものすごく貴重だったのです。
啓蒙書とは限らず、どんな情報でも自分の経験と重ね合わせることで初めて理解できたりするので、経験が無ければ想像できないことも沢山あるのです。
失敗した経験、騙された経験、至らない経験、辛い経験、困難を乗り越えた経験、成功した経験、努力した経験など現実でさまざまな経験を積んでいるからこそ、啓蒙書の内容が自分の中に溶け込み、教訓にすることができるのです。
(過去記事 人生の教訓を得るには経験が一番)
経験から教訓を得る力をつけることも大切ですが、そもそも経験しないと教訓を得ることはできません。
(経験から教訓を得ることについては、人間的に成長するにはに書きました。)
さまざまな知識やスキルを習得するためにも現実での体験は必要不可欠なのです。
また、今まで血反吐を吐くような辛い出来事を乗り越えてきた人は、乗り越えた分だけ強くなれるので生きるのが楽になっていきます。
波瀾万丈の人生を送ると、思慮深く、打たれ強く、人間的な深みも増したりもします。
逆に嫌なことから避け続けていると打たれ弱くなり、ほんの些細な出来事でも精神的に大きなダメージを受けてしまうので、前に進めなくなってしまいます。
人間的に強くなるには、時には辛い経験も必要なのかもしれません。
無駄な経験はひとつもないことを心底から悟れると、恐れがなくなり、いろんなことにチャレンジできるようになります。
支配層は、打たれ弱く何もできない人間を量産するために人々から色んな経験をする時間を奪っています。
その最たる例が、娯楽としてネットやゲーム、テレビ、スマホなどを人々に与えたことだと思います。
特にスマホを見ている時間は莫大で、その分現実を過ごす時間は奪われていることになります。
二次元の世界の住人にならないためには、テレビを見ないのは勿論のこと、目的意識もなくダラダラと二次元の世界に入り浸らないことです。
さらに支配層はコロナ茶番により、学生にはオンライン授業、社会人には在宅勤務、国民には自粛させることで、引きこもりにし、人との接触を減らし、二次元の世界に誤誘導しています(過去記事 人々の成長を阻止する支配層)
あくまでも『必要な情報を得るためにネットを利用する』という意識に変え、現実を過ごす時間を増やすことです。
ネット上では暗い情報であふれかえっていますが支配層の悪事を知ったところで、支配から脱却するための行動を起こさなければ何も変わりません。
(過去記事 何も変わらず何も行動を起こさずに事態が好転することはない)
支配層を憎んだり、嘆き悲しんだり、絶望するだけでは一歩も前進できません。
またネット上では、金儲けが目的の他力に偏らせる情報や偽の希望を与えることで人々の行動を足止めするような情報も見かけたりしますが、根本的な解決に導く情報はほとんど見かけません。
一人ひとりが二次元の世界から抜け出し、現実で支配層の支配から脱却するための行動を起こすことが今後の地球の未来にかかっているのです。
PS
雪かきしていると全身がポカポカになり途中から暑くてコートも帽子も放り投げてしまいます。
その内全身が疲れてきて、スコップを持つ手もプルプルしてきます。
しかし、ウサギや鹿に出会えるかもしれないと思うと夜の雪かきも楽しいです。