これから寒さが一層厳しい季節になります。
冷えは万病の元と言われているように、注意が必要です。
身体が冷えて免疫力が低下すると、いろいろな病気を引き起こす恐れもあります。
体温が1度下がるだけで、免疫力が40%、基礎代謝が12%、酵素の働きが50%も低下します。
健康な身体を維持するには、体温は36.5度以上必要ですが、現在35度台の低体温の人が増えているそうです。
何よりも血流を良くし、身体を冷やさないことが免疫力を上げます。
一番効果的なのは入浴です。
毎日欠かさず入浴したいものです。
以下、血流を改善し、身体を温める方法をいくつか紹介します。
対策① 湯たんぽ
湯たんぽで胃腸や太ももなどの大きい筋肉を温めることで身体の芯から温まります。
電気などの熱と違い、お湯で温める湯たんぽは身体の深部まで温めることができるので効果が高いです。
当てる時間は1ヵ所2~3分程度で、熱すぎる場合はタオルなどで調節し火傷などに気をつけてください。
便利で簡単なペットボトル湯たんぽもあります。
いろんな温度があるので、検索して自分に合ったものを見つけてください。
対策② ひざ掛け、厚手の靴下、レッグウォーマー、腹巻き、ネックウォーマー
ひざ掛けや、厚手の靴下、レッグウォーマー、腹巻き、ネックウォーマーで身体を冷やさないように気をつけてください。
デスクで長時間の作業をする場合は知らないうちに身体を冷やしてしまうこともあるので、室内でもネックウォーマーをし、首を温めることで冷えを防げます。
対策③ 目を温める
目も冷えると血流が悪くなり、それが慢性化すると疲れやすくなります。
目が疲れたら、温タオルで目を温めるのがおすすめです。
タオルを目に当てた時に熱すぎないように適度な熱さに調節し、仰向けになってタオルを目の上に約2分間のせます。
対策④ 下着で身体を締め付けない
下着で身体を締め付けないことも血流を良くするための重要なポイントです。
特にワイヤー入りブラやガードルなどでリンパの流れを阻害すると血流障害を起こすので、女性は気をつけてください。
また身体を締め付けると脳の情報処理能力の速度を遅らせ、仕事の効率も悪くなります。
なるべく身体を締め付けない下着を着用し、血流を良くしてください。
対策⑤ 下着を天然素材にする
ポリエステル、ナイロン、アクリルなどの化学繊維の大半は石油から作られていますが、吸湿性が悪く、静電気が起きやすいという欠点があります。
参考記事 冬に発生する静電気には要注意!
肌触りが良い綿や、保湿性もあるシルク、また通気性が良くて吸湿にも優れている麻などの自然素材を身につけると、身体が冷えにくいのでおすすめです。
対策⑥適度な運動
健康にツールも薬も要らない。自分自身で出来る健康法は運動に苦手意識を持っている人でも簡単にできるやり方を教えてくれています。
血流改善や冷え性対策にはぴったりの運動です。
私も毎日やっていますが、足元がポカポカしてくるので大変おすすめです。
以上、参考になれば幸いです。