戦争について記事にしました。
以下、美輪明宏さんの著書の一部を引用しました。
今日、あなたが家に帰ると、明日から、お父さんがいなくなる、わが子がいなくなる、ボーイフレンドがいなくなることになっていました。
「戦争と平和 愛のメッセージ」より引用
死を約束された旅に出るのです。
もう二度と会えなくなるのです。
さぁ、どうしますか?
あなたの大切な人に、そんなことが起きたら、どう思いますか?
若い人たちも、考えてみてください。
明日から義務として教練を受けて、命令を聞かなかったら鬼軍曹にぶん殴られる、蹴とばされる。
合コンもなければ、好きな音楽だってろくに聴けない。
信じられないでしょうけれど、戦争のときには、実際、そうなるんです。
戦争体験を持たない人たちは、のんびりとかまえてしまっているんですね。
でも、一度、自分の愛する人がいなくなるということはどういうことなのか、自分が戦争に行くとはどういうことなのか、じっくりと考えてみてください。
軍隊を作って戦争したい政財官界人たちは私たちの愛する父、兄弟息子、孫、恋人を戦場に送る前に、たとえ六十、七十、八十歳であろうと、言い出しっぺの責任を取って自分たちがまず鉄砲を持って、第一線に戦いに行くべきです。
「花ことば」より引用
美輪明宏さんの言葉に深く感銘を受けました。
戦争を実際に体験していないと「戦争」という言葉を聞いても実感がわかないかもしれません。
戦争の悲劇は体験者から直接話を聞いたり、書籍、アニメ、映画などを観て、理解したつもりでも、現実に体験した人の絶望感や恐怖、悲しみは計り知れないものがあると思います。
まずは自分が戦場に行くことや愛する人が戦争に行くことを想像して決して他人事にしてはいけないと思います。
改憲、緊急事態条項が成立したら、戦争は他人事ではなくなります。
戦争の目的は支配層による人口削減と武器商人による金儲けです。
自国を守るという言葉に踊らされてはいけません。
戦争に正義などありません!
戦争は悲劇を生むだけです!
今後成立するかもしれない徴兵制度に従わず、全国民が戦争に参加しなければ戦争は成立しません。
人の命を命と思わない悪魔支配層のために大切な命を落としてなどいられません。
何よりも戦争経験者の方々が「戦争は絶対にしてはならない」と遺言のように訴えた言葉を忘れてはいけません。