過去の私は、過去を思い出しては後悔したり、人にやられたことをいつまでも根に持っていたり、先のことを考えては不安になったり、今現在をしっかりと生きていませんでした。
現在という時間は二度と取り戻せないという事実をないがしろにし、常に私のネガティブな意識は時空を超えて過去や未来をさまよっていました。
それで、
- 過去に戻ってリベンジできてすっきりしたのか?
- 未来の不安が消えたのか?
と言われると何も変わらないことにようやく気がつきました。
当たり前ですよね。
何が言いたいかって?
「今現在をしっかり生きましょう」ということです。
そういった言葉は聞いたことがありましたが、そう言われてもあの頃は何も理解できませんでした。
そして
- 過去を悔んだり、
- 人にやられたことを根に持ったり、
- 起きてもいないことに不安を感じたり、
何かを得られるどころか、貴重な時間とエネルギーを無駄にしてふさぎ込んでいたのです。
マイナスのことばかりを考えているのでストレスがたまり、物事はうまく進みません。
集中力も途切れがちになります。
とにかく「悔んだり、不安に思ったり、悩むのはやめて今現在を生きましょう」それが言いたいです。
今のこの瞬間は例え大金を払っても、二度と取り戻すことはできません。
今という時間を大切に生きましょう。
PS
必ずしも過去をふり返ってはいけないというわけでもありません。
あくまでも過去をふり返ってネガティブな気持ちにならないで!ということです。
ポジティブになれたり、前向きに生きるきっかけに繋がるのであれば、過去をふり返るのは全然良いと思っています。
過去の経験で教訓になったことを、ブログで発信することで誰かの助けになれたり、同じ過ちを繰り返さないよう自分自身のためにもなっています。
また過去の辛く苦しかった出来事も自分が成長するために必要な出来事だったと気づいたときは救われました。
どうしても過去を後悔してしまったり、人にやられたことをいつまでも根に持ってしまう人は、
「このマイナスの出来事は自分を成長させるために必要な出来事だったのでは?」という視点で考えてみてください。
何かしらの気づきを得ることができるかもしれません。
参考記事:つらくて苦しかった出来事は自分にとって必要なことを教えてくれた
参考記事:物事に「良い」「悪い」と判定するのは人間の悪いクセ
またどうしても、先のことに不安を抱いてしまう方は、そう思った理由も含めて紙に書き出してみてください。
紙に書くことで思考が整理され、あんがい大した問題ではないことに気がつきます。
私の場合は不安に思った内容を箇条書きで書き出した後に、1週間後に見直してみたら、あんがい大した問題ではなかったことに気がつきました。
私が今回言いたいのは「過去を悔んだり、起きてもいないことに不安になったりしても、つらいだけで時間の無駄」ということが言いたいのです。
参考までに、私は書籍「潜在意識を変えればすべてうまくいく/著者:アレクサンダー・ロイド博士」のおかげで、ネガティブ思考と過去の恨みを克服することができました。
(この本の詳細は過去の恨みを克服した方法で紹介しました)