田舎に移住してから知ったこと(冬編)

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田舎に移住してまだ一か月も経ちませんが、移住してから聞いたことや知ったこと、目の当たりにしたことを記事にしてみました。

●雪が降ったら除雪車が県道や市道を除雪する場合もあるが、融雪剤として塩化カルシウムを道路に撒くとのこと、環境的にはどうなのか心配である。
雪が降る前にスタッドレスタイヤに履き替えておいた方がよいとアドバイスを頂く。
特に狭い山道は滑りやすいので煽られても絶対にスピードを出さないこと。

●家の南側に家より高い木があると、日当たりが悪くなるので冬は寒く、家の南側には高い木は植えない方がよいと思った。

●家のすぐそばの木が家よりも高ければ、落ち葉が屋根や雨樋に落ちるので掃除が大変である。
雨樋に落ち葉が入り、掃除をせずにそのままにしておくと雨樋は錆びてしまう。
雨樋には落ち葉だけではなく、土も入っていたので雨樋の役割を果たしておらず、雨樋から水が溢れ、雨漏り状態になっていたので、家の近くに葉が落ちる高い木は植えない方がよいと思った。

●下水道がない場合は生活排水は家の周辺の土に垂れ流すことになるので、食器洗いはお湯だけで洗剤は使わないようにする(食器についている油はテッシュで拭き取りお湯で洗い、落ちが悪い場合は洗剤を入れない高温の食洗機で洗う)
またお風呂でもシャボン玉石けんのような生態系に無害な洗浄剤以外は使わないようにする。
なるべくお風呂もお湯だけにする。
洗濯も洗剤は使わずに重曹とクエン酸だけにする
たとえ下水道があっても地球環境や生態系のために上記と同様にすることが望ましい。

●トイレは汲み取り式だけど、洋式トイレの底の蓋がしっかり塞いでいるので意外と苦にならない。
汲み取りは一度申し込むだけで定期的に汲み取りに来てくれる。
汲み取った量により料金が変わる。
汲み取った量と金額は郵便ポストに入れていくそうなので汲み取りに立ち会う必要もなし。
浄化槽設置の工事をすれば水洗トイレになるけれど、下水道がないので汚物を下界に流すことになるので汲み取りのままにしておくことにした。

●落ち葉や籾殻は肥料になる。
生ごみを肥料にすると生ごみの臭いで熊やイノシシをおびき寄せる可能性もあるので要注意。

●草刈り機で草刈りをした後、刈った草は消防法に基き燃やして肥料にする。

●冬は水道管が凍結する可能性もあるため、水道管の凍結防止に夜寝る前に水道の元栓を閉めて、残水を出し切った方がよい。

●周辺には食べきれないほど実がなっている柿の木をよく見かける。近くの畑の方から柿を頂いたが甘くてめちゃくちゃ美味しかった。
干し柿にすると保存食になるらしい。
畑を整えたら柿の木を植えることにした。

●畑で収穫した野菜を漬物にすると冬の間の保存食になる。
畑でとれた野菜を大きな漬物容器で漬物にして庭に置いている家があった。
冬なので外に置いておくだけで冷蔵庫代わりになる。

●家に穴や隙間があると寒いし、虫が入ってくるので、エアコンのパテ(パテとはエアコンの配管と、配管を通している壁穴の隙間を塞ぐもので粘土状になっており壁の穴と配管の隙間を埋めて使用する)で穴を塞ぐのがおすすめ。
家に入って来た虫は紙コップと下敷きで捕まえ、窓から逃がす。

●床下換気口を網などで塞がないと、ハクビシンやコウモリ、ネズミが入る恐れあり。
特にネズミは電気の配線や断熱材を引きちぎったり糞尿をするので動物の侵入口を作らないようにする。
床下換気口の網が壊れていたので応急処置として、ビニールで包んだ段ボール(換気口の一番奥の縦横の寸法を巻尺で測り、その大きさに合わせたもの)数枚で塞いでおき、修理待ちである。
心持ち部屋は暖かくなったが、床下に湿気が溜まるのでお勧めできない。

●荒れ放題の畑にしておくと不法投棄される恐れあり。
市町村から一般廃棄物処理の許可を得ていないのに不用品回収をしている悪徳業者が不法投棄していく恐れあり。
証拠がないと警察も動かないので監視カメラなどをつけておくとよいかもしれない。
きちんと手入れがされている畑だと不法投棄されにくい。

●鹿やイノシシは夜活動する。
鹿が山道を横断する際、車にぶつかり車が凹んだ事故があったことを聞く。
夜の山道はスピードをかなり落として運転するのが無難。

田舎の人にとっては当たり前の常識かもしれませんが、これから田舎に移住を考えている人の参考になれば幸いです。

今後も新たな気づきがある度に、この記事に追記していく予定です。

毎日、大自然に囲まれて幸せを感じています。

PS
以前つくった漬物がすっかり発酵して酸味が増してきたのでニンニクのすりおろしと唐辛子とコクを出すために昆布を入れて、白菜を多めに入れて水キムチにしました。

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