野菜、果物の農薬には要注意!

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日本の農薬使用量は世界でもトップクラスです。

国産野菜は安全だと認識してる人は多いと思いますが、とんでもないです。

世界中で農薬の規制や禁止がされている中、日本は規制緩和の方向に向かっています。

【有機リン系農薬】

いまだに日本では多く使われています。

身体に入ると神経伝達物質のアセチルコリンの分解を妨げ、神経の異常な興奮を引き起こします。

発がん性や催奇形性、変異原性、生殖毒性があり、狭心症や心筋梗塞、記憶障害、食欲不振、うつ、睡眠障害、アレルギーや子供の多動障害の原因になるとも言われています。

【ネオニコチノイド系農薬】

日本で非常によく使われています。

安全性が問題視された有機リン系農薬に次いで作られ「人には悪影響が少ない」「散布回数を減らせる」「少量散布で効果持続」など画期的な農薬として注目されましたが、

2000年代に入ってから、世界中で環境や健康被害に関する懸念がされ始めました。

ネオニコチノイド系は、アセチルコリン受容体に結合し、神経伝達を阻害する作用があります。

また水溶性で植物体への浸透移行性が高いので、植物内部にまで浸透するため、洗っても残留するのが厄介です。

ネオニコチノイドを主成分とする農薬が散布された後に、農薬の散布地点から近い人たちに頭痛や全身倦怠感、睡眠障害や記憶障害などの中枢神経症状、肩こりや痙攣などの骨格筋症状などの症状があり、

ネオニコチノイドの残留量が高いと思われる食品を長期間・大量摂取した人たちの症状は全身倦怠感や頭痛、震えや記憶障害などが出ました。

また、ネオニコチノイド系農薬を散布するようになってから、ミツバチの大量死が報告されました。

ネオニコチノイド系農薬の残量農薬基準値も例えば、りんごではアメリカに比べて2倍、EUと比べると2.5倍なのが現状です。

残留農薬基準値とは農産物を食べた人の健康が損なわれないよう、食品衛生法に基づき定められた農作物中の残留農薬の基準値のことを言います。

特に注意が必要なのはレタス、チンゲンサイ、春菊、ほうれん草、小松菜などの葉もの野菜や、ネギ、ブロッコリー、パセリ、セロリ、トマト、ピーマン、なす等です。

果物も多くて、トップはさくらんぼ、アンズ、梅、ぶどう、いちご、スモモ、桃、ベリー類です。

また野菜や果物よりも残留農薬基準値がダントツに高いのは緑茶です。

お茶類は事前に洗う工程もないので無農薬のものを選んでください。

日常で食べる野菜のすべてを無農薬にするのは難しいかもしれませんが、まずは洗えないお茶類、残留農薬の気になる野菜や果物を中心に一部でも無農薬のものに変えていくだけでも身体への負担が減ります。

活性酸素を無害化する抗酸化成分は野菜や果物の皮付近に多く含まれているので無農薬であれば皮ごと食べられます。

さらにおすすめなのは農薬も有機肥料も使わない自然栽培の野菜です。

自然に近い環境で栽培するので作物の生命力が強く栄養価も高くなります。

自然栽培の作物には過剰肥料によって増加する硝酸態窒素が少ないことも大きなポイントです。

硝酸態窒素はアミノ酸と結びつくと体内で発がん物質になってしまうからです。

なのでなるべく自然栽培のものを取り入れてみて下さい。

私は農薬や添加物を避け、自然栽培の野菜を食べるようになってから、肌荒れもなくなり、体調が驚くほど良くなりました。農薬・添加物には要注意

できれば自然栽培の野菜を自分でつくるのが安心です。

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