金曜の夜が生きがいの人へ

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会社員時代は金曜の夜を生きがいに生きていました。

ほとんどの同僚たちも金曜の夜を楽しみにしていました。

たった二日間休めるだけなのに金曜の夜になるとみんなのテンションが一気に変わります。

二日間の休みなんてあっという間に終わるのに・・・

そして日曜の夜は憂鬱な気持ちになります。

そうした日々を繰り返すうちに自分が何のために生まれて何のために生きているのかさえわからなくなっていく・・・

変化のない同じことの繰り返しの毎日。

お金がないと生きていけないという幻想に縛られ、自分の心の声を無視した苦痛な日々を過ごす毎日。

そして「生きるために仕方なく働く」から「働くために生きる」にいつの間にか、すり替わっていく・・・

もしあの頃の自分の人生を映画化したら、冴えない主人公が毎日、社会のルールに縛られながら自分の気持ちを押し殺し、苦痛の日々を過ごすだけのつまらないストーリーになります。

でも退職した現在、ようやく自分が生きているという感覚を味わえるようになりました。

これからは映画の主人公らしく、冒険を楽しみながら映画を盛り上げていくつもりです。

まずは今の奴隷社会から完全に自立していくストーリーにします。

人間は必要最低限の住む所、着る物、食べる物、水さえあれば生きていけます。

田舎の畑付きの安い一軒家を購入し、
食べ物は自給自足し、
水は湧き水や雨水タンクで賄い
電力は太陽光発電に切り替え、

と頭の中ではイメージできていますが、

生まれた時から奴隷社会のオリの中で生きてきたので、今は上記の暮らしをするスキルはありません。

さらに初期費用としてまとまったお金も必要です。

なので現在は期間限定でオーガニックの農園で働いています。

そこでオーガニック農業のスキルを得たら、次に進む予定です。

今になって思うのは、学生時代に金欠で追い詰められて働いたキャバクラでの経験は自分の成長とスキルにもなっていました。

万が一、金欠になっても躊躇も緊張もなく水商売ができます。

それにひきかえ、会社員時代に得たスキルは同業以外では通用しないスキルでした。

このことから、闇雲にお金を稼ぐ目的だけで働くのではなく、人生の目標に必要なスキルになるかどうかで職を選ぶことは大切です。

どんなに金欠になろうが、自分の経験とスキルはなくなりません。

経験とスキルが多ければ多いほど、人生という名の冒険を余裕を持って楽しむことができるのです。

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