本来、身体は動かすもの

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畑の種まきは、3月中は雪や霜が降ることもあるので4月過ぎからの方が良いというアドバイスを受け、最近は昨年やりきれなかった、

畑の隅にあった巨大な茅株を抜根したり、伸びすぎている木の枝の剪定をしたり、草を刈ったり、動物対策のネットを張ったり、畑の畝を作ったりしています。

ちなみに細い枝は、枝切りバサミで切れますが、枝切りバサミで切れない太さの枝や、切り株の横からはえてきている太い枝はノコギリで切るのに、筋力の無さから腕が疲れ、休み休みやることで作業が捗らないため、小型の電動ノコギリを購入し、それを使うようになってからは、ようやく短時間で切れるようになりました。

せっかくはえた枝がかわいそうでしたが、開拓開墾していくには、切らざるを得ませんでした。

電動ノコギリから伝わってくる振動でも、ヘトヘトになるので、もっと筋力、体力を鍛えなければと痛感しています。

過去に台風で折れてしまった大木が放置され、枝の先が畑の方にまで、はみ出ていたので、その部分は近くの畑のおじいさんが電動ではない大きなノコギリを使い、ものの見事に数分で数箇所の太い枝の先を切り、折れ残った木は撤去出来ない大きさなのでアートのような形にしてくれました。

さらに、おじいさんは他の数十メートルもある大木の下の方の枝も伸び放題で、枝同士がジャングルのように絡み合って垂れ下がっていたので、ハシゴに登り、さらに長い枝切りバサミを使い、絡み合っている箇所をスッキリと剪定してくれました。

おじいさんの作業を見ていると、70代半ばとは思えない体力や筋力、器用さと判断力に、いつも驚きと感心感嘆するばかりです。

おじいさんいわく、農作業などで毎日身体を動かしていれば、体力や筋力は自然についてくるとのことでした。

田舎に移住する前は、身体を動かす重要性について深く考えたことがありませんでしたが、移住してからは身体を動かす機会が大幅に増えたことで、それが健康にも繋がることを実感しています。

肉体労働は移住前に勤めたオーガニック農園で経験していたつもりが、実際に自分の畑や庭を持ってみるとまるで規模が違います。

農作業や木の枝の剪定などの動画を見ると、誰でも楽々簡単に出来るような錯覚に陥りますが、実際に作業することで初めてその大変さや過酷さがわかります。

土をクワやスコップで耕すにも、土が固いので耕すのに、かなりの力が必要な上に、蔓や小石が沢山出てくるので、その都度取り除いたり、

おじいさんのエンジン式の耕運機を借りたときは耕運機の馬力に吹っ飛ばされそうになったぐらいです。

耕運機を体重や腕の筋力で下に押さえつけるようにしなければ、耕運機の歯が土の奥深くに入らないので、深く耕すことはできません。

また、動物対策のネットを張る際にも、ポールを土に深く差し込むために、かけやを振りおろしながら何度も何度もポールを叩いたり、ネットをポールに固定するのに、何百箇所も紐でキツく縛りつけたり、

文字にするとイメージはわかないかもしれませんが、寒い日にTシャツ1枚でも全身汗だくになるレベルで、手にも豆ができたり、当初は全身筋肉痛になっていました。

広大な畑で農作業している人たちは歳を取っていても、女性でも、このような作業を淡々とこなしているので畏敬の念を払わずにはいられません。

近所の80代半ばのおばあさんは、百戦錬磨の農業の達人と言われ、おばあさんの曲がった腰も勲章の証に見えました。

農業の世界は、手間暇かけて育てた作物が虫や動物に食べられたり、悪天候により作物が全滅したり、ハチやアブに刺されるリスクもあり、大変過酷な世界ですが、そのような苦難を乗り越えながら出荷して下さっている農家の方たちには本当に頭が下がります。

自然の中で作業をすることで、身体は自然に鍛えられていくことを身をもって実感することができました。

また自然はエネルギーが高いので、畑に出て、土に触れて身体を動かしているだけでも、自然からパワーをもらえるので元気になります。

都会では、70代前後の方でも杖をついて歩いているのに対し、田舎の70代の方が若者並みに歩けているのは食べ物だけが原因かと思っていましたが、おじいさんが「田舎のお年寄りは農作業などで常に身体を動かしているのもあるのではないか」と分析しているのを聞き、なるほどと思いました。

会社員時代は、肉体労働には無縁で一日の大半を電磁波を浴びながらパソコン作業をしていました。

社内でも、年次が上の人は、部下への指示や報告待ちでデスクに座りっぱなしになります。

身体を動かさないからなのか、部署の引っ越しでダンボールを運ぶのにも息切れしながら、辛そうにしていた上司もいました。

そして、誰もが定年退職の頃はよれよれボロボロになって実年齢よりもかなり老けて見えました。

逆に作業員は、現場で汗水垂らして動き回るので自然に体力もつき身体も自然に鍛えられ

さらに製品を分解したり修理するスキルもつくので、自分の内面の財産にもなります。

支配層はそのことに気づかれないよう、身体を動かしながら作業する人を薄給にし、デスクワークや、デスクで指示する人を高給にするなど学校教育時代から罠を仕掛け、洗脳しているのです。

もしも、一人ひとりが生活に必要なものを自給することになったら、身体を動かさざるをえなくなり、自然に体力もつき、毒食品を食べることもなくなるので、健康になります。

さらに、誰にも支配されずに済みます。

支配層はそのことに気づかれないよう貨幣制度によって人々がお金を手に入れるために無駄なことに時間を費やすよう仕向け、生活自給力を奪い、身体を動かす機会も奪い、毒食品ばかりを食べさせ、病気にさせ、病院に通わせて、自己免疫力と自然治癒力を低下させ、人口削減に繋げているのです。

そして、ネットなどの二次元媒体を利用し、社会の嘘に気づいた人々の行動を足止めするための偽の情報を流したり、

現実をつまらなく苦しくすることで、二次元の世界にハマらせ、二次元の世界から抜けられなくしているのです。

二次元の世界にハマるほど、現実で行動を起こす時間がなくなり、日光にも当たらず、身体を動かさなくなるので、運動不足になり、体力も衰え、病気になりやすくなってしまいます。

それでは支配層の思うツボです。

お掃除ロボット、食洗機、電子レンジ、洗濯機などの文明の利器は、多忙な人たちにとっては大変便利ですが、身体を動かす機会が少なくなってしまいます。

畑仕事とは限りませんが、普段から拭き掃除をしたり、料理をしたり、身体を動かす家事をするだけでも、だいぶ運動不足は解消されると思います。

歩くのも良いことですが、硬いアスファルトの上を長期間歩くと腰椎に負担がかかるのでクッション性が高いスニーカーは必須です。

なるべく山坂のある自然の場所を見つけ、土の上を散歩するのが理想だと思います。

PS

敷地内の片隅に水がうっすらと湧いてくる場所があって、そこにわさびの葉が沢山はえていました。

大きめの葉を抜いてみたら、小さなわさびがついていました。

自然に種が飛んできたのか?誰かが植えたのかわかりませんが、自然の恵みが嬉しくて感謝しかありません。

すって、お醤油をつけて、ご飯にのせて食べたら、辛くてわさびの香りがして、とてもおいしかったです。

わさびの葉も動画のレシピを見て、醤油漬けにして食べたらおいしかったです。

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