壮絶パワハラ体験談 ⑬

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※前回はこちらから→壮絶パワハラ体験談 ⑫

その後、G子さんは一ヶ月の早さで復帰しましたが、薬を飲んでいるため、本調子ではないらしく週に2日は休んでいました。

会社側からは休職で仕事に穴を開けたことを理由に派遣の更新をしてもらえなかったため、一ヶ月後に辞めることになりました。

G子さんはBが原因でうつ病になったのにBには何の罰もくだされず、自分ばかり派遣の更新がされないのは納得いかないと憔悴していました。

まずは人事に罰を与えるように要請すると言っていました。

そうこうしているうちにG子さんの出勤最後の日になり、G子さんは悔しそうに去っていきました。

G子さんが去った後に、いきなりBの声がしたのでふり返るとBがいました。

Bは勝ち誇ったような顔で笑っています。

Bの異動先の部署は社内バスに乗るレベルの遠い建屋にあるにも関わらず、G子さんが去って行った直後に来たのでゾッとしました。

その後もBは私がいる建屋に時々姿を見せては、あちこちに話しかけ、内部の情報収集に励んでいました。

ほとぼりが冷めたらまたグループリーダーに返り咲く気満々のようでした。

ふとBが飲み会で「学生時代に誰かと誰かをケンカさせるように仕組んでそれを見るのが楽しかった」と言っていたのを思い出し、

G子さんと私を隣どうしにしたのには何か策略があったのかもしれないと思いました。

Bの心理は読めませんが、Bも善人の人たちの心理を読めないところが、Bの弱点なのかもしれません。

また退職後のG子さんのメールによると、

「人事に面談の内容を口止めされているので詳しいことは報告できないけれど、会社側はそれなりの対応をしていたことが分かったので私は満足しました」

と記載があり、私はそのメールを見て、G子さんの無念が報われたのを知りほっとしました。

その後、私が退職するまでの間、Bがグループリーダーに返り咲くことはありませんでした。

このまま出世コースから外れるのか、再び策略で返り咲くのか、Bの出世は上司、組合、人事にかかっていると思います。

Bのようなトップが増えれば、いくら大会社とはいえ、衰退していくのは確かです。

※パワハラの対処法はパワハラで苦しんでいる方へ。パワハラ上司の特徴と対策に記載しています。

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