空き家に引っ越してからは、旬の自然栽培の野菜を安く買える店を見つけたので、漬物をつくるようになりました。
漬物とは言っても保存用の漬物ではなく漬物サラダのような感じの漬物です。
野菜が大好きな私は草食動物のように大量に野菜を食べるのが長年の夢でしたが、その願いが叶っています(笑)
野菜は煮たり、茹でたり、炒めたりするより、生で食べた方が断然酵素がとれます。
酵素はサプリではなく、生野菜から摂取するのが一番です。
漬物はサラダ感覚で数日間毎日食べれるように大量につくりました。
材料は大根、大根の葉、人参、白菜を使い、漬物の調味料は塩と酢と砂糖と少し水を加えるだけで、素材が良い旬の野菜なので十分に美味しく食べれます。
旨味がほしい場合は昆布を入れると良いです。
大根の葉の軸は硬いので先に塩で揉んでから、他の野菜と混ぜて、調味料は自分好みの量を加えます。
漬物はご飯のおかずになるだけではなく、小腹が空いたときにおやつ代わりにもなります。
ほうじ茶や番茶を飲みながら食べると、美味しく、お腹いっぱいになります。
漬物サラダは時間が経つと発酵して少し酸味が増すので、唐辛子とニンニクを加えると水キムチのようになります。
あまり調味料を使わないシンプルな食生活に慣れると、外食やスーパーのお惣菜に使われている化学調味料の味に違和感を感じるようにもなります。
引っ越してからは毎日、家の中と外の片付けや補修、整理雑用に追われていますが周りの自然に癒されています。
12月に入ると雪が降るので農業を始めるのは来年の春からになります。
先日、家の近くに熊出没注意の看板が立ちました。
「ある日 森の中 くまさんに出会った」で始まる『森のくまさん』の歌を思い出しました。
軽く口ずさんでしまいましたが、現実にならないよう祈るばかりです。
夜遅くに家の近くの山の中を運転していたら、野生のオスとメスのつがいの鹿を発見しました。
特にオス鹿は物凄いオーラで神々しく現実の鹿とは思えませんでした。
鹿の写真をネットで検索してもこれほどオーラのある鹿は、ネット上でも見つかりませんでした。
鹿があまりにも美しかったので、車を停めてしばらく眺めたいぐらいでしたが、鹿が驚くかもしれないのでゆっくり静かに通り過ぎました。
私の車が通り過ぎるまでの間、オスはこちらを見ていましたが、メスは逃げ腰ですぐに車に背を向けました。
彼らは人間がいない夜に活動するみたいです。
人間の目の届かない、人間に見つからない深い山の中で、幸せに暮らしてほしいと願うばかりです。
地球は人間だけのものではないことを、自然の中で暮らしているとひしひしと感じます。