冬に発生する静電気には要注意!

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乾燥する冬に起こりやすい静電気はパチッと痛かったり、不快なだけではありません。

静電気は絶縁体である脂肪に溜まりやすく静電気によって血管が劣化したり動脈硬化が促進するというリスクがあります。

たかが静電気と軽視してはいけません。

静電気とは・・・ 

本来、人の身体や物体はプラスとマイナスの電気のバランスが保たれているのですが、

異なる2つのものが接触することで電気の移動が起こり、バランスが崩れ、静電気が起きるのです。

発生した静電気は、空気中や肌などに十分な水分があれば自然に放電されますが、冬で乾燥すると静電気が放電されにくくなってしまうのです。

ドアノブや車のドアの金属部分はたいていマイナスに帯電しています。

そこをプラスに帯電した人がさわると、プラスとマイナスのバランスを取るために、金属部分のマイナスの電気が人の手に流れることで、静電気のパチッという痛みにつながるのです。

静電気の電圧は身体が感電している状態なので、身体に悪影響を及ぼします。

静電気によって交感神経を刺激しアドレナリンが分泌され、血糖値が上昇し、血中のビタミンCやカルシウムが減りやすくなるというデータもあるそうです。

人がプラスに帯電する主な原因として、

普通の体内は、弱アルカリ性でイオンバランスが保たれ、プラスとマイナスの電気がバランスよくありますが

血液がドロドロだったり、体内のミネラル不足により、体内が酸性化してしまうと、マイナスイオンが少なくなりイオンバランスが乱れてしまいます。

それで体内のマイナスの電気が少なくなり、プラスの電気が多くなってしまいます。

こういう人は体内でも静電気が起きやすく、とくに絶縁体である脂肪に溜まりやすく

ストレスで緊張した状態が続くと、体内の静電気が増えるといった研究もあるそうです。

体内の静電気が増えるデメリットとして、血管の劣化や動脈硬化を促進し、身体が水分のコントロールができず、むくみやすくなるとも言われています。

【対策】

  • 血液がドロドロになるのを防ぐために健全な食生活(脂っこいものを食べ過ぎない、ジャンクフードを避ける)、適度な運動、十分な睡眠をとる。

  • ミネラルを摂る。
    ミネラルには、体内を弱アルカリ性に保つ効果もある。
    また血中にイオン化したミネラルがあると電解質なので電気を通し、静電気が中和される。

  • 化学繊維の服をやめて、天然素材の服を着る。
    天然素材の服は適度に水分を含むので静電気が発生しにくく保湿力のない化学繊維は静電気が発生しやすいことで知られています。
    特に麻、綿、絹はプラスにもマイナスにも帯電しにくいのでおすすめです。
    私の場合も綿100%のものを着ると、静電気が起きなくなりました。

  • 身体に溜まっている静電気は土や海水などに触れることでアースされるので、土の上を裸足で歩いたり(冬は寒すぎて無理かもしれません)、天然塩を入れて入浴する。

  • 室内を加湿をする。

  • クリームで肌乾燥を防ぐ(ハンドクリーム、保湿クリーム、ヘアオイルなどで乾燥を防ぐ)

  • 体内の水分補給。
    身体に十分な水分があれば、人の身体の静電気は地面や空気中に放電される。

  • 靴底がゴム底以外のものを選ぶ

以上が静電気対策です。

参考になれば幸いです。

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