女性のほとんどが必要以上に紫外線を恐れているのではと感じたので記事にしてみました。
特に夏だと、紫外線を恐れ、全身に日焼け止めを塗り、UVボレロ、UV手袋をはめ、足もパンツやレギンスで覆い、その上に日傘をさして歩く完全防備になりがちですが、日光浴も少しは必要なのです。
肌が紫外線に当たったときに生成されるビタミンDは丈夫な骨を作るために欠かせない大切なビタミンです。
骨が老化すると、それについている筋肉や肌もたるみやすくなってしまいます。
それだけではなく、ビタミンDは乳がん、大腸癌、前立腺癌、糖尿病、多発性硬化症、関節リウマチを予防する働きもあることがわかってきています。
免疫機能にも関わるので日光浴は本当に大切です。
ビタミンDのレベルが低下すると、脳の認知機能や情緒に関わる領域にも影響を与えるため、認知症や鬱にもなりやすくなるそうです。
ビタミンDは植物性では干ししいたけ、きくらげなどのキノコ類、動物性では魚などに含まれていますが、必要量を食べ物だけで摂ろうとするのは無理があります。
どうしても直接、日光を浴びることが必要なのです。
ビタミンDを合成できるのは主にUV-Bだけで、窓ガラス越しの日光浴では意味がありません。
服を着ている部分ではビタミンDの生成はほぼできないし、ストッキングを履いていると約60%もUV-Bを遮断します。
SPF 15の日焼け止めでも、塗っている部分の約90%もビタミンDの生成を減少させてしまうそうです。
必ず露出した肌に、直接日光を浴びてください。
ただしビタミンDの生成は白い肌ほど生産力が高いので、日焼けするほど浴びるのは逆効果です。
1日10分〜20分程度、最低でも週3回、日光浴をすると良いと思います。
真夏で肌の露出が高い時は5分程度でも良いそうです。
春夏の天気の良い日なら、日陰でも通常の50%近いUV-Bが肌に当たっているようなので、日陰でもOKです。
日光浴をする部分は日焼け止めは塗らないでください。
顔が気になる方は手足を日光浴することがおすすめです。
ちなみに昔の私は、日光に感謝するどころか、美容のために日光を避けていました。
今は太陽に感謝しながら、毎日日光を浴びるようになってからは、以前よりもさらに元気になりました。
参考になれば幸いです。