今回は栄養素の中でも身体に重要な役割を果たす栄養素について記事にしてみました。
カリウム
体内のナトリウム量を調節するために、腎臓での再吸収を防ぎ、尿として余分な水分の排出を促し、むくみなどを緩和します。
また筋肉の伸縮にも関わるので不足すると脱力感を感じたりすることもあります。
昆布、アボカド、バナナ、里芋、さつまいも、ひじき、スイカ、小豆、きゅうり。
食物繊維
腸の蠕動運動を促進させる「不溶性食物繊維」と善玉菌を増やして悪玉菌を減らし腸内の水分を集める「水溶性食物繊維」の両方をとることが大切です。
また、ダイオキシンなどの有害物質も吸着して排出してくれます。
推奨量は25gで摂りすぎても栄養素を排出してしまうと言われています。
サツマイモを例にあげると100g摂取した場合の繊維は1.8gです。
不溶性食物繊維
ごぼう、おから、干ししいたけ、まいたけ、切り干し大根、インゲン、さつまいも。
水溶性食物繊維
干しひじき、乾燥わかめ、昆布、もずく、めかぶ、りんご、さといも、寒天。
抗ガン作用のあるもの
今や日本の死因のトップはガンです。
抗ガンパワーのある野菜
ニンニク、キャベツ、生姜、にんじん、玉ねぎ、トマト、ナス、皮付きのサツマイモ、ブロッコリー、カリフラワー、グリーンアスパラガス、ほうれん草、きゅうり、大根、シソ、長ネギ、りんご、その他キノコ類、もずく、めかぶ。
※ガンが増えている原因として、身体に悪いものが世の中に溢れてかえっているからだと思います。
農薬、添加物、化学調味料、遺伝子組み換え食品、トランス脂肪酸等を避けることが大切です。
SOD酵素の原料
活性酸素の活性を抑制し、活性酸素に傷つけられた細胞の修復をしてくれるSOD酵素は亜鉛、銅、鉄、セレニウムとタンパク質を原料に体内で作られます。
年齢と共に少しずつ体内での合成力が衰えるので原料は不足なく摂取しておくとよいです。
セレニウム
特にセレニウムは抗酸化作用が高く、ビタミンEと一緒に摂るとさらに老化防止効果が高いです。
体内の有害ミネラルである水銀を無毒化する作用もあり、セレニウムが不足すると不妊症、流産、肝硬変、筋萎縮症、貧血、アルツハイマー、心臓病の原因になり、老人特有のシミもできやすくなります。
桜エビ、ホタテ、イワシ、カツオ、牡蠣、ネギ、玉ねぎ、ニンニク。
亜鉛
亜鉛は細胞の新生に必要で、味覚も正常にします。
DNAやタンパク質、ホルモンの合成や身体の成長、新陳代謝に欠かせず、前立腺や精子に多く存在し、生殖機能の維持に役立ちます。
牡蠣、煮干し、ココア、アマランサス、カニ、ヘンプナッツ、松の実、ごま、高野豆腐、抹茶。
銅
銅は赤血球の形成やコラーゲンの生成を促す作用があります。
干しエビ、ココア、しゃこ、ホタルイカ、桜エビ、イカの塩辛、カシューナッツ、ごま、松の実、牡蠣、納豆、しじみ、豆味噌。
鉄
鉄は赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ作用があります。
女性は月経時に通常時の約2倍もの鉄を失い、子宮筋腫、潰瘍がある人も鉄が不足しがちです。
不足すると顔色が悪くなり、めまい、貧血、倦怠感、頭痛などの症状が表れることもあります。
煮干し、干しエビ、しじみ、キクラゲ、青海苔、ひじき、抹茶、ココア、焼き海苔、アマランサス、ごま、切り干し大根、パセリ、豆味噌、モリンガ葉、麻の実ナッツ、大豆、ほうれん草、小松菜、そら豆、もずく、くるみ、プルーン。
野菜は自然栽培のものを購入するか、自分でつくるのが安心です。
(参考記事 野菜、果物の農薬には要注意! 、自然栽培&在来種の野菜)
参考になれば幸いです。