壮絶パワハラ体験談①

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今回は私が会社員時代にパワハラをされた出来事の一部始終を思いきって記事にすることにしました。

パワハラを受けている当時を思い返すと、自己否定感が強まるばかりで、冷静な対処ができる状態ではありませんでした。

さらに生きるのが段々しんどくなっていき、自然に事故や病気になれば会社に行かなくてすむのにと常に考えるようになったり、いま思い返してみると大変危険な状態でした。

この記事はパワハラ被害者の視点で書かれているので、壮絶なパワハラにあっても抵抗も対処もできない状態になってしまった被害者の心理状況がわかるようになっています。

パワハラをみかけたら、ぜひ助けてあげてください。

この記事が現在、パワハラの被害にあっている方たちのお役に立てれば幸いです。

地獄の幕開け・・・

入社後の研修が終わり、部署に配属されて半年後、パワハラで有名な上司Aのいる部署に異動になりました。

後で知った話ですがAは「自分の部署では人が足りない」と私が配属されている部署に「人がほしい」と交渉したそうです。

その頃の私は仕事を覚えるのが精一杯で、ようやく自部署の開発している製品を覚え始めた頃でした。

そんな時にAがいる部署に異動することが決まり、戦力になれるのか不安になりました。

そんな私がAのパワハラのターゲットになるのは時間の問題でした。

異動が決まった時、先輩たちから

「Aさんの部署に異動なんて大変だね」

「新人なのに異動って変だよ」

「Aさんはものすごいいじわるで有名だから精神を病まないように気をつけてね」

と同情されており、不安は増していきました。

しかし、その反面うまくかわしてやると意気込んでもいました。

私はキャバクラ時代にお客様さんからの暴言にも動じず「鉄の心臓」と言われていたこともあり、ちょっとのことではへこたれない自信もありました。

その時はまだ知らなかったのです。

世の中にはいじわるが趣味で人を苦しめることに喜びを感じる人種が存在していることを・・・

いじわるで有名なAはグループリーダーの座にいました。

Aは初対面の時には、すでに前から私のことを知っている感じでした。

そして色々と探りを入れてきました。

「大学はどこ?」

「メンタルは強い方?」

「長時間残業はできる?」等。

大学名を伝えた瞬間、勝ち誇ったような顔になったのを見逃しませんでした。

いま考えると言う必要はなかったのです。

またメンタルは強く、残業はできると答えてしまったのが命とりでした。

後に分かったのはAはパワハラが三度の飯よりも大好きな哀れな魔物だったことでした。

常にパワハラができそうな相手を探しており、私がターゲットになりそうか、探りを入れていたのだと後になってわかりました。

仕事に不慣れな新人や周りに相談しない、反撃できなそうな人たちばかりをターゲットにしているようでした。

自分の支配下においてターゲットをいいように操って楽しむのが大好きなのです。

しかしパワハラをして、うつ病になり休職でもされたらグループリーダーである自分の責任になる、出世に響くと計算しており、無作為にターゲットを選んでいるわけではありませんでした。

ある意味パワハラのベテランだったのです。

続きます。→壮絶パワハラ体験談 ②


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