壮絶パワハラ体験談 ⑩

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※前回はこちらから→壮絶パワハラ体験談 ⑨

私はBの部下になってから、事務仕事やBがやるべきグループリーダーの仕事も担当させられ、完全に技術員としての仕事をやらせてもらえなくなりました。

Bより上の立場の上司は私の仕事内容を知り、「技術員の水菜にはそんな事務仕事をさせたくない」と反対してくれましたが、

Bは「今だけ事務仕事をやってもらわないとグループ全体がまわらなくなる」とうまい言葉で説得し、上司を納得させてしまいました。

Bはあいかわらずタバコを吸いに消え、自分の仕事を私にやらせ、楽をしていました。

悲嘆にくれて一ヶ月が経過した頃、某人気タレントに似た、とてもかわいい派遣の女性G子さんがグループに入ってきました。

G子さんが要請されてきたのもBの策略で、さっそくG子さんの席を自分の隣にしました。

BはG子さんに毎日、フロア中に響き渡るぐらいの大声で「かわいい!かわいい!」と褒めちぎっていました。

他の人が言ったらご乱心かと思いますが、Bが言うと違和感なく当たり前になって、みんな聞いています。

更に「G子さんの仕事で大変そうなのは僕が代わりにやるよ。G子さんの歓迎会の幹事も僕がやるよ」という内容のメールをグループメンバーに送信し、毎日G子さんに夢中でした。

G子さんを優遇するために、私への注目度が減ってほっとしました。

G子さんはグループメンバーの雑用を手伝う役割のため、私もG子さんに色々と手伝ってもらいました。

G子さんは依頼した通り、仕事はきちんとこなしてくれますが、私と関わるのが嫌なのか、

私が席を外した瞬間に完了したという報告をポストイットに書いて、私の席に置いていくことがほとんどでした。

G子さんと言葉を交わすことはほとんどありませんでした。

たぶんG子さんはBに「水菜とは関わらない方がいいよ」と言われているのだなと思いました。

私もあまり気にしないようにしました。

それから3か月経過した頃、BはG子さんに対して以前のようにチヤホヤしなくなりました。

G子さんに対する口調も普通になり、どちらかというとBの方がG子さんから避けているような感じでした。

Bは自分とG子さんの間に椅子を置くようになり、その上に神社のお守りを5個付けたバックを置いています。

その時はBが神社参拝をすることに驚きました。

さらにBは今までつけたことがなかった結婚指輪までつけるようになりました。

Bのこの変貌ぶりはG子さんにふられ、怒っているのだろうか?

BにチヤホヤされなくなってからG子さんの顔は段々険しくなり、

Bは席にいることが少なくなり、G子さんの顔はますます険しくなっていきました。

その頃、Bはギックリ腰になり、更に40℃の熱が出たから会社休むという内容のメールをグループのメンバーに送信してきました。

そのメールには「俺を呪うのはやめろ。心当たりあるから怖い〜」という内容も書かれていました。

Bは狡猾で策士でしたたかですが、こんなメールを送る幼稚で短絡的な面もありました。

Bは私に再び執着するようになり、事務仕事を減らさない上に、技術員の仕事も増やしてきました。

そして技術員の仕事をさせてあげたと恩義せ

さらに調子に乗って昔のように莫大な仕事量を与えてくるので、それ以上は無理と断りました。

そしたら「仕事で給料貰ってるんだから断る権利はないんだよ!自分に逆らわない方が良いよ」と脅してきたので、

「また休職するかもしれません!もし休職したらBさんのせいですよ!」と反撃すると、急におとなしくなり、それ以上は仕事を増やしてきませんでした。

それから半年が過ぎた頃、Bが席替えをするといきなり言い出し、私とG子さんの席を隣どうしにしました。

BとG子さんの席が離れ、私とG子さんはふり返らないとBの様子が分からない端っこの席に座ることになりました。

逆にBの席からは私とG子さんの様子が丸見えです。

続きます。→壮絶パワハラ体験談 ⑪

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