※前回はこちらから→壮絶パワハラ体験談 ⑩
G子さんは私と席が隣になっても仕事で必要なこと以外は話しかけてきませんでした。
ところがある日の昼休みに突然「Bは一ヶ月後に遠い部署に異動になるんですよ」と話しかけてきました。
私は「本当?めっちゃ嬉しい」と歓喜しました。
でもG子さんがどこでそのような情報をつかんだのか不思議に思いました。
普通、異動は1週間前に本人にのみ知らされます。
派遣社員のG子さんが知っていることに違和感を感じましたが、あえて突っ込みませんでした。
G子さんは私が喜んでいるのを見て「水菜さんもBのこと嫌いだったんですね。実は私、Bからセクハラ被害にあっていたんです。
私にセクハラしたということでBは遠くの他部署に左遷になったんですよ。ようやくご飯がおいしく食べられる」と言っていました。
私はそんな事件があったなんて、今まで気づかなかったので驚きました。
その後、G子さんは帰る時に「これお時間がある時に読んでください」とパスワード付きのエクセルのファイル名とその保管場所を教えてきました。
私はG子さんが帰った後に、そのファイルを開きました。
文字がぎっしり書かれていてかなりの長文だったため、Bやみんなに気づかれないよう、人が帰り始めてからこっそり読みました。
その内容を読んで、さらに衝撃を受けました。
G子さんはこの内容は会社の周りの人たちに言ってもいいと言っていましたが、かなりきわどい内容なのでブログには簡単に要約して載せたいと思います・・・
【内容】
Bの飲みの誘いを断れずに飲みに行く。
二次会のカラオケでセクハラを受け、逃げ帰る。
その後もBからLINEでしつこく誘われ、何度も断わるうちに、Bから会社を辞めてくれとLINEがきた。
さらにBはG子さんの派遣会社にG子さんにとって全く見に覚えのない嘘の苦情の電話を入れる。
派遣会社もBの言うことを鵜呑みにする。
G子さんはBの異常性が怖くなり、会社を辞めることにした。
その後、G子さんはBの上司に辞めることを伝えに行く。
Bの上司は辞める理由を聞いてきたので、G子さんは今までのBとのいきさつを全て話す。
Bの上司はG子さんの派遣会社に、Bを連れて謝罪に行き、Bの苦情もBの作り話であることを派遣会社に説明する。
そしてG子さんは辞めなくてすんだ。
しかしBはG子さんにその一件から悪態をつくようになる。
G子さんはBを会議室に呼び出し「これ以上悪態をついたら周りにセクハラしたことを言いふらすよ」と強く抗議する。
それからBはG子さんの機嫌をとるようになったが、G子さんはBを許せなくなりBのことを労働組合に訴えた。
水菜さんもBの被害者だとしたら泣き寝入りする必要はない。
という内容で手紙は締めくくられていました。
この手紙を読んで、Bと同じ会社の社員であることがとても恥ずかしくなりました。
手紙を読んで、ものすごくストレスがたまりました。
続きます。→壮絶パワハラ体験談 ⑫