壮絶パワハラ体験談 ⑨

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※前回はこちらから→壮絶パワハラ体験談 ⑧

私は精神的にも肉体的にも回復したため、復職しました。

Bは私が復職した初の出勤日に私の姿を見た瞬間「元気だった?」と周りに人がたくさんいる中で声をかけてきました。

Bは私に「休職になった原因はBだってことを言いふらすなよ」と私に目で圧力をかけてきたのもわかりました。

Bは隣のグループのため、常にBの姿が視界に入るのは本当に煩わしかったです。

でも新しいグループはグループリーダーFさんを含め、良い人ばかりで人間関係は良好で仕事以外は楽しかったです。

Fさんは私があまり無理しないように気づかってくれたため、とても助かりました。

そんな平穏な日が約一年ほど経ったころ、ある日Bのグループで仕事をしていた派遣社員の女性が遠くの部署に異動が決まりました。

今までその派遣社員の女性が担当していた業務をなぜか隣のグループの私に担当させるとFさんが言ってきました。

そして派遣社員の女性が異動するまでの間、業務を急いで引き継ぐようにと言われました。

業務内容は技術員の仕事ではなく、打ち合わせの設定等、全てが事務仕事でした。

事務仕事だけしていたら技術員としてのスキルが向上しないので、なぜFさんが私を女性の後任に選んだのか分からず混乱しました。

しかしFさんには私が休職している時や、たくさんお世話になった恩があるため、素直に従うことにしました。

しかし後にFさんがBに騙されていたことが分かりました。

席から少し離れた会議机でBがFさんに「この仕事も水菜にやらせてよ」と言っているのを通りがかりに聞いたことにより、全ての謎がとけました。

たぶんBは派遣社員の女性が他部署に異動するように細工したのだと思います。

それぐらいの権限を持っています。

それからすぐに組織変更が行われ、私がBの部下だった派遣社員の女性の仕事を引き継いでいるからという理由で、私は再びBのグループに配属されたのです。

私はトイレで号泣してしまいました。

全てはBの思惑通りの結果となったのです。

Fさんは私がBの部下になったことで初めて自分が騙されていたことに気づき、しばらくショックを受けて憔悴していました。

(休職中にFさんにはBが原因で休職していると伝えていたため)

Bが私を再び部下にした理由は「私が休職したのはBのせいだ」とみんなに言いふらすことを恐れ、常に自分の側に置いて圧力をかけて見張るためだと思いました。

続きます。→壮絶パワハラ体験談 ⑩

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