フィトケミカルの効能

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現代は、農薬、添加物、化学物質、遺伝子組み換え、放射能、電磁波、過剰な薬品、ケムトレイルなど、

ありとあらゆる毒が身近にあるので、できるだけ、それらの毒を避けることは大切ですが、

大気汚染や環境中の化学物質など、どうしても体内に入ってきてしまうものもあります。

有害物質を処理するときに、体内で発生する活性酸素を無害化するのがSOD酵素などの抗酸化酵素ですが、食物の中にもSODのような抗酸化の働きをするものや、

フィトケミカルと呼ばれる、植物に含まれる色素や香り、アクなどの有効成分もあります。

フィトケミカルの効能は様々な実験で明らかになってきており、活性酸素を無害化する働きを持つものが多く、抗酸化作用、抗炎症作用、抗ガン作用などもあります。

以下、フィトケミカルを紹介します。

アントシアニン

ぶどう、マキベリー、ブルーベリー、プルーン、いちご、ナス、紫芋、ビーツ、さつまいも、赤キャベツなどが持つ紫色の色素で、抗酸化作用のほか、視力向上、肝機能改善作用があります。
ビタミンCを同時に摂取すると、抗酸化作用がより高まります。

ケルセチン

玉ねぎ、きぬさや、アスパラガス、蕎麦、ブロッコリー、りんご、サニーレタス、モロヘイヤ、ほうれん草、ベリー類などに多く含まれる黄色い色素です。
抗酸化作用のほか、肝機能、腎機能、血流を改善する作用、関節痛、骨粗しょう症予防にも有効です。

カテキン、エピカテキン

緑茶に多く含まれる苦味成分で、抗酸化作用のほかコレステロールの増加や動脈硬化、高血圧を予防し、抗菌作用や、抗ガン作用、抗アレルギー作用があります。
カテキン類の中でもエピカテキンに限り、カカオに多く含まれ、強い抗酸化力が特徴です。

プロアントシアニジン

クランベリー、松樹皮、りんご、びわ、ぶどう、カカオ、緑茶などに多く含まれる成分で、ポリフェノールの王様と呼ばれているほど強い抗酸化力があります。
全種類の活性酸素を無害化し、血管を強くして血行を改善します。
美白効果、抗ガン作用もあります。

アスタキサンチン

鮭、カニ、エビ、オキアミなどが持つ赤色の色素です。
元はヘマトコッカス藻などに含まれ食物連鎖で取り込まれています。
β-カロテンやビタミンEの約千倍の抗酸化力があるとされます。
特に紫外線や放射線による活性酸素に対する効果が高いです。

リグナン

亜麻仁、ごま、ライ麦、大麦、かぼちゃの種、大豆、ブロッコリーに多く含まれている強力な抗酸化作用があるポリフェノールです。
免疫力強化、コレステロールの抑制、高血圧の予防、脂肪酸代謝の改善、抗腫瘍、肝機能の改善の効果があります。

β -カロテン、リコピン

にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などに多いβ-カロテンは強い抗酸化作用を持つカロテノイド色素。
ビタミンAにも変換され粘膜や皮膚を丈夫にします。
カロテノイド色素には他にトマト、スイカに多いリコピンもあり、とても血流を良くします。

ルテイン

ほうれん草やかぼちゃ、ケール、マリーゴールドに多く含まれる黄色いカロテノイド色素です。
ルテインは目の水晶体と黄斑部に多く存在し、紫外線による活性酸素から目を守り、黄斑変性症や白内障を予防します。
肌の水分量や弾力性も上げてくれます。

野菜や果物、豆類、いも類等に嬉しい効能のフィトケミカルが含まれているので、積極的に取り入れていきたいところです。

野菜や果物は自然栽培のものを購入するか、自分でつくるのが安心です。

(参考記事 野菜、果物の農薬には要注意!

また、【地球丸ごと救いたい】ゆたかブログさんの無血革命をするには、依存率を減らして自給率を上げることは食べ物の自給のやり方も教えてくれています。

参考になれば幸いです。

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